聖闘士星矢secandシリーズ 短編集

２番じゃないよ　　デフテロス ページ3

デ「何のようだ。A・・・」

あ「２年前にいきなりきえるから心配してたんだよ」

デ「俺はここの居場所を教えた覚えはないぞ」

覚えてはくれてたんだ

そりゃぁ

他の人たちに見えないように一緒に訓練してたもんね

デ「どうやってきた。」

あ「シオン様がここまで連れてきてくださったの」

シオンめ余計な真似を

あ「でも、デフテロス元気そうで何よりだよ
　 じゃぁ私、帰るね。」


デ「待て！」

Aの腕をつかみ

自分のほうに引き寄せる


デ「どこに行く気だ」

あ「聖域に帰ろうかなって」

デ「そんなことは許さん。」

あ「え！？」

デ「小童のくせにいいもの置いてってくれたではないか。」

あ「デフテロス…。」

デ「ここには村人もこまい
　 存分に楽しませてもらうぞA 」


心臓の鼓動が早い


デフテロスはAの顎を上げると

無理やり唇をくっつける

初めてなのに

舌をいれてきた

それはとても深くて長い

苦しくなってデフテロスの胸板をたたくも

びくともしない


デ「可愛い反応をするな。
　 愛しているぞA」


怪しく笑うその顔にまた引かれるのであった

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