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ラウールside
多分、僕と蓮は同じ気持ちだったと思う。
康二くんの教室で僕らが見たのは、康二くんが大好きな室くんに甘えている姿だった。
【甘えたで泣き虫で可愛い康二くん】
でも誰にでも見せる訳じゃない。
その姿は絶対に僕たち家族以外には見せない姿だ。
ショックだった。
そして康二くんはそんな僕たちの気持ちなんて知らず、追い打ちをかけてくる。
康二「蓮、ラウ、あのな、今日から龍太くんと一緒に帰るから、俺の事心配せず部活とかダンスとかやりたいことやってな？(ﾆｺｯ)」
屈託のない笑顔を向けてくる。
最近はいつも3人一緒に帰ってたのに、突然の室くん………
今日だけじゃない、室くんが転校してきてからいつでもどこでも『るーたくん』『龍太くん』『るるくん』
蓮「あっそ。勝手にしろよ！！！！」
康二「えっ、蓮？」
蓮の大きな声にビックリする康二くん。
ラウ「康二くん、ごめん。僕も限界かも…」
康二「ラウ？何、なんか怒ってる？」
ラウ「好きにすれば？室くんでも誰でも好きな人と帰ればいいじゃん」
康二「っ、ラウ、」
伸ばされた手を振りほどいて、蓮と2人で帰った。
蓮/ラウ『『ただいま〜』』
辰哉「おかえり〜って、あれっ康二は？」
蓮「知らねーよ、あんな奴」
ラウ「僕たちとは帰りたくないんだってさ」
辰哉「は？なんだそれ…っておい！話まだ終わってねぇぞ！何怒ってんだよっ…」
翔太「2人とも機嫌悪ぃな…」
辰にぃの呼び掛けを無視して2人で2階に上がった。
蓮「信じらんねぇっ！アイツ！俺たちがどんな思いでっ！！！」
ラウ「さすがに僕もムカついた…」
蓮「なんなんだよっマジでっ！！」
部屋に入ると2人で愚痴が止まらない。
30分後に康二くんが帰宅した。
辰にぃや翔太くんと話してる声が少しして、階段を上って部屋のドアがノックされるとゆっくりドアが開いた。
康二「…入るな？」
今は康二くんと話したくない。
今話せば、言っちゃいけないことまで言ってしまいそうで……
早く出ていってくれないかな……
そんな願いは届かず、康二くんは僕たちの前に正座して話しかけてきた。
康二「あのっ………俺、2人になんかした？」
蓮/ラウ『『…』』
康二「なんか、怒っとる…よな…？ごめん。俺分からんくて…ごめん…な……」
蓮「分かんねぇなら謝んなよっ！！」
康二「(ビクッ)！あっ、ごめっ」
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らんか(プロフ) - みちこじ高校生ver可愛くて最高でした！誘拐‥こーじ君、なんとなく気付いてるけど逃げられへんのが‥想像できて可愛いです。どうなるのか楽しみにしています(^ ^) (2020年10月9日 15時) (
レス) id: 5ad4a06cb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - りえさん» コメントありがとうございます！ですよね！絶対綺麗ですよね！笑これからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年9月7日 15時) (レス) id: ad78c59df7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - はらさん» 温かいコメントありがとうございます！とっても励みになります！！続きも頑張りますので、読んでくださると嬉しいです！ (2020年9月7日 15時) (レス) id: ad78c59df7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - 遥華さん» 温かいコメントありがとうございます！！とっても嬉しいです！！続き頑張って書こうと思います！その3もよろしければ読んでくださると嬉しいです！ (2020年9月7日 15時) (レス) id: ad78c59df7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - Sa☆☆さん» コメントありがとうございます！！とっても嬉しいです！！！ (2020年9月7日 14時) (レス) id: ad78c59df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきみ島
| 作成日時：2020年8月19日 11時
