特別なパートナー達【ポケモン】

30話 ページ32

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ヒバニーは心做しか悔しそうだ。
まあ、そうだよねぇ。


サトシ｢面白いな、お前！｣


サトシがそう言うとムカついたのかヒバニーが思いっきりサトシにキックした。


ピカチュウ｢ピッ！
……ﾋﾟｰｶｰﾁｭｩｰｰ！！｣


ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ


『うわぁ…サトシにも10万ボルトが…』


ゴウ｢中々やるじゃん！｣


ゴウがヒバニーに言った。


ゴウ｢さっきのもナイスキック！｣


ヒバニー｢ニーッ｣


ヒバニーは得意げに笑った。
ヒバニーが擦ったところが白くなった。


『…やっぱりね。』


これで確定した。


？｢コラァ！！まてぇ！！｣


さっきのスコーン屋の近くで怒鳴り声が聞こえた。まさか、クスネ達…スコーンを取ったの？

怒鳴り声を聞いた瞬間、ヒバニーが走り出した。


『私達も行ってみよう。』


声がした方に行ってみるとスコーン屋のおじさんがヒバニーの耳を掴んでいた。


ゴウ｢おじさん、待った！
ごめんなさい！
そいつ、俺のポケモンなんです！｣


おじさん｢え！？こいつが？
お前の？｣


ゴウ｢はい、もう悪さしないようにちゃんと言い聞かせます！だから、許してください！

本当にごめんなさい！｣


数分経ちまたさっきのスコーン屋に戻ってきた。クスネ達にも買ってあげた。

流石にさっきの場面みて買ってあげないっていうのは酷だからね。


『ゆっくり食べなね。
喉に詰まらせると危ないから。

…ヒバニーもね。』


ヒバニー｢ニバッ！？｣


『ふふっ…また後で。』

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