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今から行く、ってどこに?

そう聞けば「お前ん家」なんて言う玲於くん。


頭の中にハテナがいっぱい浮かんで
そこを動くな、って言われたからとりあえずその場でフリーズした


玲於くん、私の家知ってるの?

なんで?まさか私のストーカーはじめたの?



なんて意味わかんないこと考えてたら

「 A!」って後ろから呼ばれた





振り返ったら、玲於くんにそっくりな

いや、っていうかホンモノの玲於くんが居て。
相変わらずちょっと派手なアウターを着ている





玲於「 迎えに来たよ 」


「 … な、んで?玲於くん、私の家 … っ 」





ビックリしたのと、嬉しいのと色んな感情が混ざっちゃって

急に泣けて来た 口押さえて必死に我慢してたら
いつもみたいに “ 泣き虫だな〜ホント “ って

その場で抱き締められた



久しぶりの玲於くんの香り

やっぱりがっしりしてる筋肉



ずっとずっと逢いたかった人が今、目の前にいる







玲於「 … 色々聞きたいことありそうだから、部屋でゆっくり話そ?」


「 うん、玲於くん … お家、こっちだよ 」


玲於「 もしかして角部屋?」


「 うん、そう。やっぱり玲於くん私の家知ってたの?」


玲於「 いや、今知ったばっかり 」


「 ふふ、なにそれ 」












この部屋に誰かを招くのは、玲於くんが初めて

私の家なのに「ただいま」って入ってきて来るところも玲於くんらしい






玲於「 驚かずに聞いて欲しいんだけどさ 」


「 うん?」


玲於「 俺の家、向かいの角部屋。」


「 え!うそっ!東棟?」


玲於「 うん、しかも7階。真向かいだね 」





「 えぇ … 全然気付かなかった!」


玲於「 やっぱりお前、俺のストーカーじゃん 」



「 違うもん、玲於くんこそ … っ 」







逢いたかったよ ずっと

こんなに近くに居るなんて知らなかったもん

なんでもっと早く気付かなかったのかな


神様、意地悪しないでよ







玲於「 キスしていい?」


「 … 聞かなくても、して。」


玲於「 それ誘ってんの?」


「 誘ってる、って言ったらどうしてくれる?」



玲於「 もう、明日立てなくしてやる 」





ちゅ、とリップ音立てて 触れるだけのフレンチキスを繰り返す玲於くん

久々の感覚に 全身が熱くなる

二人ともさっきまで外にいたから 唇は冷たいけど

互いの熱で溶かし合う







玲於「 好き、A 」





今日はもう 貴方と一緒に

ドロドロになるまで溶け合いたい






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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , 片寄涼太/白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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みずき - 震えるくらいいい話でした!! (2018年2月6日 0時) (レス) id: 2c54f0fef5 (このIDを非表示/違反報告)
honoka - めっちゃよかったです!新作も頑張ってください! (2018年2月4日 15時) (レス) id: fb70c0baa4 (このIDを非表示/違反報告)
うたは(プロフ) - えびちゃんさん» えびちゃんさんは変だからえびちゃんって呼びますね!えびちゃんのお話これからも楽しみにしてます!!!! (2018年2月3日 23時) (レス) id: 45f0dce7ca (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - うたはさん» うたはさん、嬉しいコメントありがとうございます!! (2018年2月3日 23時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
うたは(プロフ) - えびちゃんさん» 本当に最初から最後まで最高でした!! (2018年2月3日 23時) (レス) id: 45f0dce7ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えびちゃん | 作成日時:2018年1月17日 8時

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