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孤爪くんと灰羽くんとアップルパイを食べてから数週間たった。
バレー部の人たちは私を見かけるとペコリと会釈をしてくれるが、とくに何か話をしたりすることはなかった。
毎日授業は眠たくて、お昼休みにはおなじメンバーとおなじ場所でご飯を食べて、おなじような部活動をして、家に帰ってゲームをする。
宿題の量とかで多少の変動はあれど、主にやってることは変わらない。そんな毎日だった。
この日々に終止符が打たれたのは6月。音駒高校が文化祭シーズンを迎えたとき。
私達のクラスはフライドポテトの模擬店を出すことになった。
他のクラスはもっと派手にチーズハットグがあったり、メイド喫茶だったりするが、やっぱり無難な店が一番いいよねという意見でまとまった。
基本的に美術部や書道部、絵のうまい人が内装担当。力仕事は男子。文化祭でしか輝けない文化部は部活が忙しくなるので接客、と決められていた。
私は接客。本当はしたくなかったけど、委員長に「新さんなら絶対できる！立ってありがとうございました〜！って言ってるだけでいい！おねがい！」と言われてしまったのでやむを得ず。
まぁ、接客とはいえ何も手伝わないわけにはいかないので美術部の子に指導されながら装飾品を作る手伝いをする。
『っ、いた…』
びっくりするぐらい私は紙と相性が悪く、よく紙で手を切る。
今回は血は出てないけど、ちょっと皮がむけちゃったな。
そんなことを考えていると1つの絆創膏が目の前に差し出された。
「あげる」
顔を上げるとそこには孤爪くんがいた。
『ありがとう！…ねこ？』
「うん、ねこの絆創膏。クロにもらったけど、おれがつけるには可愛すぎるから。」
『え〜！かわいいし、使うのもったいないな…』
「あげたんたし、使ってよ」
ふふっと笑う孤爪くん。せっかくもらったしちゃんと付けておこう。
可愛い猫が書いてある面が見えるようにくるりと絆創膏を指に巻く。
一日ではがしてしまうのがもったいなくて、パシャリと写真をとった。
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お布団 - ｧｱｱｱｱｱｱ！！！やばい好きすぎた、泣いた死んだ(尊死)え？！もう最高すぎましたありがとうございました！！ (2022年3月21日 23時) (
レス) @page46 id: 69ffeb4779 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - とてもよかった。かわいい。研磨くん。夢主。 (2022年1月13日 22時) (レス) @page47 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
clover - ずっとずっと更新まってました！おかえりなさい！ありがとうございます！ (2021年5月6日 3時) (レス) id: d5246d57c5 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 面白かったです！これを報告したあとのまご姐さんの反応が気になりました！w 素晴らしい作品をありがとうございました！ (2021年4月6日 21時) (レス) id: 7f2a6e44be (このIDを非表示/違反報告)
リタ - 面白かったのでまだ続いてほしいです！ (2021年4月6日 19時) (レス) id: 800a931bab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハム公 | 作成日時：2019年9月25日 2時
