91話 ページ39
Aサイド
あれから家に帰って自分の頰を撫でる。
エイトさんに助けてもらったものの少し頰にかすり傷ができた。
まぁ、こんな傷…治るとは思うから気にしてない……けど…あの時。
エイト『無事でよかった…』
そう言われて頭を撫でられた時…恥ずかしいって思ったのかな……なんでかわかんないけど顔を伏せてしまった。
エイトさんには嫌な思いさせてないだろうか、
そんなことを考えていると心がもやもやしてきて部屋にいても落ち着かない。
少し心を落ち着かせようとして外へと出る。
家の近くの公園に行くとブランコに誰か座っている。
遠目で見てもわかる…エイトさんだ。
普段みたいにスーツを着ていないけど…なんだろ?
落ち…こんでる??
エイトさんに声をかけようと思ってブランコの前まで行くが気がついてない様子。
たまに鼻をすする音が聞こえて泣いてると思った。
そこからは無意識だ。
この人が本当にエイトさんって確信はないし…もしも誰か違うエイトさんのそっくりさんだったらどうしようって思う。
それなのに手が伸びて頭を撫でていた。
「…大丈夫ですか?」
そんな一言を添えて。
723人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
. - 94話「離れれない」ではなく、「離れられない」の方が日本語的に通じると思うんですけおd‥。 (2020年8月3日 12時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
りさ - これからも頑張ってください!!いつもキュンキュンしながら読んでます! (2019年11月14日 21時) (レス) id: dc7059f0fe (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - これからも頑張ってください! (2018年7月19日 23時) (レス) id: 98ef4e8956 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - チビ猫さん» え、ありがとうございます!!崩さないように頑張ります!コメントありがとうございます! (2018年2月14日 17時) (レス) id: 5e5f7be232 (このIDを非表示/違反報告)
チビ猫 - 優希さん» 作者様が書く、さいこちゃん可愛いです(( (2018年2月13日 16時) (レス) id: b0138ef4d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優希 | 作成日時:2018年1月14日 22時