・花 粉 症 ページ8
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『 ックシュンッ！！…ぁあ"〜！ 』
今年も安定にうるさい私のクシャミ
ティッシュは両鼻に詰めてるし
今日だけで箱ティッシュは軽く2箱無くなりました。
明後日近くのスーパーティッシュ安いから買いに行こっと。
『 んん"〜蓮喉痛い 』
蓮「 花粉の症状年々酷くなってるね 」
『 なんでだろう、さっき熱計ったら微熱だったんだよね 』
蓮「 え、うそ 」
そう言って、私のおでこと蓮のおでこをコツンッと合わせられる
……いつ学んだの。
蓮「 ん〜少し熱いね。
今日午後から仕事じゃん。どうする？ 」
『 そりゃやるよ 』
蓮「 ん、Aならそういうと思った。
でもこれだけは約束して 」
『 ……無理だけはしない、でしょ？ 』
蓮「 よく分かってんじゃん。
なのに無理したら俺怒るから 」
『 はーい 』
朝はすぐ治るだろうと思ってた。
けど午後から仕事をはじめる頃には限界近くまできていた。
ズキズキと痛む頭、ボーっとしてしまって動くことさえ怠く感じてしまい、
自然と涙が溢れ出てきた。
「 っ、Aさん？！ 」
『 あ、だめ…っ 』
撮影を終え着替えのためメイク室に入った途端
足の力が抜け、床に倒れ込む
慌てるメイクさんとスタイリストさん
「 め、目黒さん呼んできます！ 」
『 だめ！！ 』
「 え、？ 」
『 ……蓮にも、誰にも、言わないで…っ 』
スカートの衣装をグッと握りしめる。
怒られるから。とかじゃなく
こんなので弱ってる自分を蓮には見せたくない。
それになにより、……こんなので弱ってる自分が嫌いだ
「 でも、… 」
『 お願いします、っあと少しで終わるじゃないですか 』
「 フラッシュとかで気持ち悪くなっちゃうかもしれませんよ？ 」
『 …フラッシュを浴びるのが私の仕事ですからっ
大丈夫です 』
かっこつける自分に笑えた、
よかった。まだ体力はある。
蓮には、帰りの車でいえばいい。
だから仕事が終わるまでこのことは黙ってもらうことにした。
「 少し、顔色は良くしました 」
『 …ありがとうございます。
最近、花粉症が酷くて 』
「 花粉症の症状は人それぞれです。
私も、花粉症持ちで症状は蕁麻疹なんです。
酷い時は全身、軽い時は1部だけなんですけど 」
『 そうなんですか、？ 』
「 はい、
だから花粉症如きで。なんて思わないでください 」
「 辛い時は、辛いって。
しんどい時は、しんどいって。
目黒さんはAさんから手を伸ばして欲しいんだと思います
…Aさん、無理はしないでください 」
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未憂(プロフ) - こんばんは！目黒が恋したきっかけのお話読みたかったので嬉しいです！続き楽しみにしてます！ (2021年6月10日 0時) (
レス) id: 4bebd6c092 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - Twitterフォローしました！！ (2021年5月8日 9時) (レス) id: 3ab5bf83b5 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年1月25日 12時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倖
| 作成日時：2021年1月24日 23時
