#7 再・発見☆月兎 ページ21
「んん!ここのミルクティーほんと好き!」
そう言ったのは兎野郎だ。
「ねぇ、シンタロー!だよねぇ!?」
バトル中は喧嘩する癖にこういう時はくっついてくる。
まさに今そんな感じで非常にムカついているので、
心の中で野郎を付けて呼んでいるのだ。
「あぁ、ちょっと待っててー!エビホイップ買ってくるー!」
「おいハウ!俺の分も買ってくれ!」
「私のも!」
「俺も」
ロブのワッフルはみんな好きで、
ハウが行くと言ったらみんな
「自分も」と言う。これはいつもの事。
「何だそれ」
「私達の分も貰っていいかな?」
「いいよー!ぜんっぜん!」
そうそう、こいつらは
結構気が合う。特に「パブロの」。
「パブロの」も個性的な仲間達の扱いで
困っているらしく、俺と中々似た様な思考だ。
「……ねぇ、ジャージ君」
「何だ。パブロの」
「あそこ。こっちに向かって来るでしょ?
僕等と似た雰囲気を感じる」
似た雰囲気……って事は、
ハイカラスクエアの奴か?
えっと、
「うの奴」と「カモの」と「セーラーの」か。
ま、話し掛けてみよう。
#8 視線☆黒猫輪廻→←#6 ついに来た!ハイカラ通り☆黒猫輪廻
3人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
純白の月兎(プロフ) - 進まねぇ〜進まねぇ〜。どうしてこれをコメントにのせたかもわかんねぇ。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: e7436fc8be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:純白の月兎 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年8月10日 15時