杖に魅いる２【ハリーポッター】 (ページ48)

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第48話ページ48

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「ハ…ハリー？」

少し息を上げて仲間はロンのクラッブが出てきた。

「ロン？うまいうまい。」

『ハーマイオニー？大丈夫？』

「あ…私行けそうにないわ。２人だけで行って。Aは行かないで！」

「ハーマイオニーホントに大丈夫？」

「いいから行って時間がなくなっちゃう！」

「行こう」とクラッブ(ロン)とゴイル(ハリー)はスリザリンの寮を目指して行った。

「もう2人は行った？」

『ええ走って行ったわ。』

「そう…」

ハーマイオニーは暗い声で、いまだにトイレにこもっていた。なんだか去年を思い出すとAは少し懐かしんだ。

「ううー！とってもおかしな姿！」

『マートル。』

「さ、扉を開けて！アンタも見てみなさいよ」

その言葉に何も反応がないので、Aは心配して扉を開けた。

するとハーマイオニーの皮膚には産毛には長すぎる毛が生えていて、猫のような目や尻尾までついていた。

「ミリセントのローブについてたのは猫の毛だったの…」

『中途半端に変身してしまう。こういう事だったのね。すぐマダム・ポンフリーのところに行きましょう』

ハーマイオニーは最初それを拒んだが、どうする事も出来ないので提案を呑み込むことにした。

『私のローブ貸してあげる』

頭までローブをかぶせ他から見ればおかしな人だが、猫の姿を見られるよりはマシだとハーマイオニーは感じた。