杖に魅いる２【ハリーポッター】 (ページ3)

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第3話ページ3

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ロン「ん…」

ハー「ロン！」

ティンバーがダンブルドアへと知らせに行くと、それから数分で教員が駆けつけた。

気を失っていたロンと奥の部屋で倒れていたハリーは医務室へ運ばれ、ロンの方はそれから少しして目が覚めた。

ハー「ああよかった」

ロン「ハリーは？」

ハー「隣よ」

ハーマイオニーはロンのそばに座り、隣を見るよう言った。隣ではハリーが眼鏡を外して寝ていた。

Aはその様子を少し離れたところに座って見ていた。

マクゴナガル「あなた方は本当に、何と言う無茶をしたのですか！オリバンダーあなたもです」

グリフィンドールの寮監ということもあり、マクゴナガルは怒ったような口調だったが、まるで誇らしいような顔をした。

マクゴナガル「とにかく無事で安心しましたよ、ほら」

ロン、ハーマイオニーと屈んで1人ずつハグをした。次にAの方を向くと、誰よりも優しく長く抱きしめた。

『あの、先生』

マクゴナガル「なんですかオリバンダー」

『わたし、その、離して下さい』

マクゴナガル「どうしてです？まだ足りないくらいですよ。」

マクゴナガルは笑顔で言ったが「違います」と胸元を軽く押されたので、手を肩に乗せた。

Aを見ると、泣いていた。

『ゴメンなさい、ローブが汚れてしまうと思って』