ふくらP妹いるんだって。

ふく妹。 ページ18

遊side



朝、目が覚めると、知らない部屋だった





『ん…？ここは…あ、そっか、オフィス』



昨日の出来事を思い出す





昨日掃除しにオフィスに来て、休憩して……





いや、思い出さないことにしよう






そんなことを思い、たっくんの朝ごはんを作ろうと台所に立つ





目玉焼き…と、トーストでいいか






偏食だけど料理はできるのだ！





1人でドヤ顔をしながら作っていく






目玉焼きはできた。



あとはパンが焼けるのを待つだけだ







と、丁度その時、またドアが開いた






？「失礼しまーすって、あれ？君は？」




そう言って入ってきたのは、笑顔が素敵な優しそうなお兄さんだった




？「あー、えっと、俺は伊沢 拓司。君の名前は？」




伊沢さん、そう言えばにぃが言ってた気もする





『あ、えっと、福良 遊です!』






あれ？





不思議なことに、この人だと普通に話せる





なんでだろう





伊「福良ってことは、福良さんの妹？」


その問いかけにも



『はい！妹です！』




いつも通りに応えられる






少し話していてわかったことだが、この人、




包容力全開である。



さらに話が楽しいし、雰囲気も優しげだ





だから普通に話せるのかなぁ




なんて、ちょっと思ったりもする





伊「そういえば遊ちゃん」




『なんです？』




伊「パン、焦げてない？」







あ









『忘れてたぁぁああぁあ！！！！』

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