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平「みんなおはよぉ！今日は待ちに待った転校生、紹介するでぇ！」
平野先生が教室に入るとガヤガヤと自由だった生徒達が席につきだした。
こんな見た目でも本当に教師だったんだな。
「立花Aです…宜しくお願いします」
そんなありきたりな普通の挨拶をして頭をペコっと下げると、教室の後ろの方から声が飛んできた。
「Aちゃぁん！！」
そう呼んだ方を見るが、見覚えのない顔、、
「えーっと？」
可愛い女の………男ぉ！？
え？あれが男子？？
「やだなぁ、忘れちゃった？玄樹だよ！」
玄樹………！！
「ええっ？玄樹くん？」
玄樹くんとは、昔ちょっとなよっとしていた男の子。そんな彼のことをからかったり、仲間外れにするバカ男子共にいつも私は怒っていたら懐かれた。
引っ越しの日、玄樹くんは泣きながら「絶対また会おうね」といつまでも手を振っていた………あの玄樹くんだとぉ？
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2020年5月11日 16時
