５話 被面 ページ7
『ごめんなさい。聞いていませんでした
皆さんに自己紹介していました』
髑「何言ってんだ…？
まぁいい、今回の任務だ
最近、ブラック本丸が増えているだろう？それが年々増えてきてな
軽度ならまだしも、重度なものまででてきた
と、いうことで今回の任務はブラック本丸を制圧する」
『軽度もダメだと思いますけどね』
花「そこはまぁ...まだ判断しにくいからね」
ふぅーん
重度になってからじゃ遅いと思うんだけどな
髑「お前はまだこの仕事は２回目くらいだからなぁ...
やっていくうちにわかるさ」
夜髑さんが申し訳なさそうな顔をする
別に夜髑さんが悪いって訳じゃないけど、理解しがたい
『まぁ...分かりました。頑張ります』
少し頬を膨らませる
髑「よし、それじゃ日時と場所を伝える。その時刻になるまで各自きちんと体調整えておくように
忘れ物とかするなよ」
「「了解」」
...なんかセリフが遠足いくときの注意事みたい(笑)
各自、自分の机に向かって今回の資料を通す
あーブラック本丸２件きてるのね...
まず今回の本丸は...
"暴力"か
審神者は男で...若くはないのか
演戦でも暴言吐いてたってもうアウトやんけ
私は立ち上がって一度お面を外す
あー蒸せる
この仕事はお面を被ってやらなきゃいけない
本丸を制圧したり、戦ったりするから顔を見られたら特定されて危険なのだ
時間遡行軍とかは見られてもまだいい
叩き潰せばいいもの
問題は人間や刀剣男士
顔を覚えられてみろ。死ぬ
でも今までの事件で被り物が取られたり顔がバレたりはなかったらしいし、
それにこのお面軽いわりには頑丈だから大丈夫
なんか特殊に作られてるからすごいらしい
私からしたらただのお面なんだけどね
日本の技術ってすごいわ
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作者名：三日月 | 作成日時：2018年8月9日 22時
