【刀剣乱舞】役人さんの諸事情 (ページ17)

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１５話出会ページ17

～Aside～

『今日からこの部隊に加わりますAです
よろしくお願いいたします』

髑「おう！よろしく！」

花「同姓が来てくれるなんて嬉しいわ～！明日はもう一人入隊するから今度歓迎会しましょう！」

男の人には頭を撫でられ、女の人には抱き締められた

そのような経験が少ない私には刺激的で、その場で固まってしまった

『あ...よ、よろしくお願い、します...』

...

髑「A。お前が扱いたい刀はどれだ？この中から選べ」

目の前に多くの刀がずらりと並べられる

『そうですね...あ、鶯丸で』

パッと見たとき目についた、それが鶯丸との出会い

花「Aちゃん！まだお面決めてないよね？私と色違いにしない？」

『え、いいんですか？あれすごくカッコいい柄してますよ』

花「だからよ～お揃いって何だかよくない？
これから共に行動する仲、もっと深めていきましょ！」

『それじゃあ、色違いでお願いします！』

そう言って次の日に渡された白い狐のお面

あれはどうみても最初から準備していたものだろう
服装も渡してくれて、他にもとても良くしてくれて
なんだか、大切？にされてる感じがして嬉しかった

紅葉さんも夜髑さんとお揃いにするのかと思ったけど、帽子のほうが慣れてるからそのまま。というなんとも空気の読めないことをした

まぁ人それぞれだから仕方ないか

...

髑「そういや、Aはどんな花が好きなんだ？」

『急な質問ですね...んー、彼岸花ですかね』

紅「相変わらず物騒なもの好きですね...」

『うるせぇ』

花「なんで好きなの？」

皆から注目を浴びる

こーゆーのは苦手なんだけどな...

『絵の具みたいに真っ赤ですごく綺麗で、儚げそうで、でも毒を持ってるというギャップに惹かれました』

花「おお...ふ、深い...」

紅「ふっ」

『おい今なぜ鼻で笑った』

髑「花だけに。なんつってー！！」

その日、他の階にまで夜髑さんの悲鳴が聞こえたのは言うまでもない