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１４話 損傷 ページ16
白狐のそばに行き状態を確認する
紅「白狐！おい！しっかりしろ！」
何度か肩や頬を叩くが反応がない
口からは血と唾液が混ざったものが垂れていて、頭からは血が流れている
腕も損傷が激しい
紅「はやくこいつと黒帯を運んで！」
隊員が担架をもって白狐をゆっくりのせる
黒帯は外でなんとか立ち上がっていたが頭から血を流していた
部屋にも交渉していた役人がいたらしく、予想通り負傷していた
ふと、外を見るとさっきまで戦っていた刀剣男士たちが心配そうにこちらを見ていた
あっちの方も戦闘崩壊している刀がいる
至急手入れを行わなければならない
何人かの隊員を連れて彼らのところへ行く
鶴「あの役人は...！」
鶴丸たちが心配そうに言ってくる
紅「今はなんとも言えない。あなたたちはこれから手入れをしてもらいます
...刀を」
鶴「...ああ。すまなかった」
そう言うと、全ての刀が刀に戻った
それらを集めてひとまず今回の任務は終了した
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作者名：三日月 | 作成日時：2018年8月9日 22時
