花火の音 ページ14
.
｢淳太くんおらんからって
落ち込むなや｣
夏祭り当日
男ばかりなので
浴衣を着るなんてこともなく
時間通り集まってその場所に向かう
｢別に落ち込んでないわ！｣
｢あはは、ほんましげって
淳太のこと大好きよな｣
｢だから違うって！！！｣
揶揄うようにそう言ってくる照史と小瀧に
声を張って言い返すも
余計に面白がってくるだけ
それにムカついたので俺は
前にいた�陲舛磴鵑僕蹐澆帽圓辰�
………毎年、昔から淳太と花火みんのが
夏の日課やったのに
淳太のアホ
そうボソリと呟いても
いつも言い返してくる肝心のアイツはいないので
その声は虚空へと消えていった
.
たこ焼きに焼きそば
かき氷にりんご飴
色んなものを食べに食べまくり
みんなで勝負をした金魚すくいや射的にも
いつもは勝てるのに負けてしまい
今、俺のサイフはすっからかん
コイツら
奢ってもらうんに
遠慮という言葉しらんのか
「重岡さん、ごちになりまーす」
「…チッ」
あーあ
こんなことになるんやったら
勝負なんてするんじゃなかった
そう思いながらイカ焼きを買っていると
急に小瀧が何かを見つけたようで
「あっ！」なんて声を上げた
「？どうしたん、のんちゃん」
「あ！あれ！淳太ちゃう？！」
その声の方を急いで見ると
少し離れたていたけど
確かに、淳太がいた
同じ生徒会の、男の先輩と
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蒼乃碧(プロフ) - 早速リクエストに応えて下さり、ありがとうございます！お玉持って泣いてる淳太可愛い過ぎます😍😍😍素敵なお話をありがとうございました！ (2022年8月9日 0時) (
レス) @page10 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - 初めまして！リクエストお願いします。お互いがバドとかみしげにヤキモチ妬くお話が読みたいです！よろしくお願いします🥺 (2022年8月8日 5時) (レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーか | 作成日時：2022年5月8日 2時
