ナカノヒトゲノム もう1人実況者がいたら...

BRING IT ON 1 ページ23

翌日、私達は島にある牧場らしきところに行きました

A「こんな所があったんですねー
アルパカ可愛いです...もふもふ...」

アカ「パン太郎には劣りますけどこれもなかなかいいですね...」

パカ「この島には体が溶けてしまうような暑さの砂漠も、逆に凍りついてしまいそうなほど寒い地帯もありますからねー

では第３ステージの説明に移ります。
第３ステージは、恋愛育成シュミレーション
[ときめきエッグ☆ムラサキノウエ]〜

この卵から生まれる少女を育成し、学園のアイドル 源氏ヒカルくんとの恋を見事成就させてください」


「.............」
おおう、パカさんのテンションと皆さんのテンションの対比が凄いですね
と言いつつ私も昨日枕の高さが合わなくて寝不足なのでテンション低めですが...

パカ「おや...屋外なのに空気が悪い これいかに」


ふと横を見ると、入出さんとユズ先輩が目を輝かせて立っていました。
アカ&ユズ「ほうわああ」

アカ「すげー！恐竜の卵みたいです」

ユズ「アルパカ君！ドリルを貸してくれたまえ
中身もぜひ観察したい！」

パカ「ダメですよー 少女の素が流れ出してしまいます」

ユズ「少女の素！！？」

パカ「さて 、実況者数は4名以上。今回上限は設けません。
自薦他薦いかようにでも。じっくり話し合ってお決めください」

アン「育成ならそいつだろ マメ女」

急に呼ばれたヒミコちゃんは驚いて、すすすと入出さんの後に隠れました

アカ「マメツキを...呼びましたね」
アン「呼んでねぇ」

A「あとは恋愛ゲームとなると、逢河さんですね」

カリ「.......だ...大丈夫かしら...」

A「いびき凄いですね」

ユズ「マキマキ、せめて瞼を閉じたまえ」


「ドライアイになるぞ」と逢河さんの瞼を無理やり閉じるユズ先輩を横目に、入出さんが言います

アカ「立候補なかったら俺また参加してみたいです」

アン「懲りてねーなこのバカ...」



A「そう言えば、鬼ヶ崎さんと忍霧さんは今回どうですか？」

カイ「ンー...今回は遠慮させてもらおうかねェ」

ザク「...俺もやめておこうと思っている」

A「そうですか...」

ザク「淡井は立候補しないのか？」

A「うーん...参加したいのは山々なんですが、枕の高さが合わなくて寝不足で眠気のピークなのでパスして仮眠取ろうと思います」

ザク「そうか...」

その時、「べしっ」という乾いた音とともに、私の足元にパカさんによく似た鳥(？)が転がってきました

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