ナカノヒトゲノム もう1人実況者がいたら...

DON'T LOOK BACK 9 ページ16

A「にしても、友達、ですか… 入出さん、もしかして何かいい案あったりします？」

「さっきから考え込んでいるので...」と私が言うと、入出さんは少し微笑んで「はい」と言いました

アカ「...じゃあ俺と友達になりませんか？俺、入出アカツキといいます」

カリ「ばっ...またあんたは」

A「あー！その手がありましたね。私もなりますよ 淡井Aといいます」

カリ「あー！なんでAちゃんまで！！」

A「いや、友達は多いほうがいいかな...と」

カリ「そういう問題じゃなくて...！！」

あ、でも私と入出さんとこっくりさんだと奇数になっちゃうのでギスギスしますかね...?

そうしている間に、コインは はい の所に移動しました。

アカ「OKもらいました！」
A「ほんとですね！やったー！」

カリ「バカ、あんたらアホ...バボー！！」
A「新語ですね」

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ザク「...次で最後だ」

コインが動きだします。

A「あ か つ き 、A」

あれ、私と入出さんの名前ですね...

カリ「.......ど、どうすんのよこれ...」

私が考え込んでいると、急に後ろから服を引っ張られました。

A「.......え?」

ドサッ...

その引っ張る力はとても強くはなかったものの、何にも捕まっておらず、しかも考え込んでいて不意をつかれた私にしりもちをつかせるのには十分な力でした

A「...」
皆さんが驚いた顔でこちらを見つめます。

カリ「ちょっ...あんた達何してんのよ！?なんで指を...」

あんた達...?と思って隣を見ると、全く同じ体制でしりもちをついている入出さんがいました。

アカ「え、ええと...
今、なにかに引っ張られて...っ...」
A「同じくです...ってわあ！」

急に私と入出さんは今度は地面を引きずられ始めました。

アカツキ「わ...」

ザクロ「おい、なにふざけて...」

慌てて床に指を引っ掛けるなどしてみましたが、全く抗えませんでした。

って言うか...このまま引きずられるとベランダに...！

と思うが早いか、気づくと私と入出さんはベランダの手すりの上に腰掛けている状態でした
それでもなお、引っ張る力は外へ外へと強くなります。

アカツキ「...」
アン「！あいつら変だぞ！！」

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変なところで切れますーすみません...

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