Episode 6 ページ6
・side You
辰哉は予想以上にもりもり
ご飯を口に運んだ。
そんなに美味しかったのかな？
…普通に嬉しい。
食事を終えると辰哉は
メンバーの誰かから電話がかかったらしく、
ベランダに出た。
その間に皿洗いを進める。
今までは憂鬱だった2人分の皿洗いも
今は凄く幸せな2人分の皿洗いに変わっていた。
私、今誰よりも幸せな気がする。
辰哉も電話を終え、私も皿洗いを終えて
一緒にテレビを見る事に。
2人でソファに座って音楽番組を見ていると
｢いやぁ〜凄いですね！
SnowManでしたっけ？｣
｢最近のグループは勢いがあるなぁ〜｣
突然SnowManの話になった。
画面には今私の隣にいる人が写ってる。
…こうしてみると辰哉も
芸能人なんだな〜なんて思う。
｢…画面の中の俺と実際の俺。
どっちがイケメン？｣
突然何を言い出すと思えばそんな事だった。
まぁ正直言ってしまえばあんまり変わらない笑
…でも、
｢実際の辰哉の方がイケメンかな…。｣
｢うぇ〜いテレビの俺に俺が勝った笑｣
｢何言ってんの笑笑｣
辰哉はそんな事で馬鹿みたいに笑った。
そんな事で笑えるなんて
幸せ。
きっと今までの私だったら
馬鹿じゃないの？で終わってた。
今はこうして笑い合える”家族”がいる。
｢…あぁー。寝み。俺そろそろ寝る。｣
｢私も寝る。｣
そう言って辰哉に寝室を案内された。
…勿論その寝室には
シングルベッド1つしかない。
｢私床で寝るわ。｣
｢いや、何言ってんの？一緒に寝ようよ。｣
…おいおい。それはまずいだろ。
さすがに親しくなったとはいえど
それは駄目だろ。
｢…まさか初日から襲われるなんて思ってなかった。｣
｢っ！// そんな事しねぇーよバカっ！！！笑
変な意味じゃねぇから！
普通にどっちかが床とか気まづいし、
それじゃ格差みたいなの出来んだろ笑｣
私がバカな事言うと辰哉は案外
素直な反応をした。
いい大人を可愛いなんて思ってしまう。笑
それにしても辰哉は良い人。
私から見たら辰哉は格上。
私は格下。
なのに辰哉は一切そんな事考えてなかった。
｢ほら、入って。｣
辰哉はベッドの奥に入って
隣に来いと言わんばかりにベッドを叩く。
私はそんな辰哉の圧と優しさに負けて
隣に寝る。
…これ、絶対ファンに殺されるんだろうな。
私は少しでもと思って
辰哉に背中を向けた。
辰哉はなんでかクスッと鼻で笑って
そのまま眠りについた。
私も後を追うように瞼を閉じた。
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Yuu.memesaku(プロフ) - なべふかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです…！是非最後までご愛読頂けると嬉しいです。 (2020年4月4日 12時) (
レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
なべふか - コメント失礼します!!アイドルのふっかと同棲とかもう…!!幸せすぎます!!ありがとうございます!!更新頑張って下さい!! (2020年4月4日 12時) (レス) id: 2b33477f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuu.memesaku | 作成日時：2020年4月1日 0時
