【おそ松さん】脱出ゲーム

実行者の正体 ページ40

ーーおそ松sideーーー

俺達は花畑にねっころがっていた。


すると………。


ドドドドドドドドドドドドドドドド


と何かが走ってきた。


それを見ると、聖歌隊の服を着たトド松だった。


トド「あーもう！僕の存在忘れてたでしょ！？

二人ともいたなら僕も呼んでよ！」


トド松が頬をﾌﾟｩと膨らませた。


おそ「悪い悪い、後で会いに行こうと…」


そういいかけると、トド松は俺とチョロ松に抱きついた。


トド「寂しかったよぉぉぉぉぉ

バカぁぁぁぁぁぁ」


子供のように大声で泣く。


トド松を見てあることを思い出す。


『＿体をバラバラにしてやった。』


アイツが言っていたこと。


チョロ松もアイツにとどめを刺された。


ということは…


おそ「…こんなときに悪いが、死ぬとき…実行者に会わなかったか？」


それを聞いて2人とも背筋を震わせた。


トド「見た…。

僕、まだ生きてたんだけど…アイツに体…バラバラにされて…っ」


チョロ「僕も見た…。

実行者なのかわからないけど、アイツが僕が吊っている紐を引っ張ったんだ。」


ああ…アイツと言っていることが同じだ…


おそ「チョロ松、残念だがそいつは実行者だ。

…信じられないと思うけど。」


二人はますます暗くなった。


トド「僕だって…信じたくないよ…？

けど、今はそれどころじゃない…。

もしアイツが他の二人に僕達と同じようなことをしたら…！？」


チョロ「その可能性は高いね。

なんとかして、あの二人に実行者を教えなきゃ。」


おそ「…そうだな。」



＿＿＿＿＿そう。


教えなければ。


実行者はカラ松だということを＿＿＿＿＿。





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