帰国してから恐ろしい程愛されてるんですが

もうヤダこの人(涙) ページ9

安｢……ここがAさんの家ですか｣

『はい、わざわざ送っていただきありがとうございます』

ア｢ありがとう安室さん！｣

安｢いえいえいいんですよ。

僕が好きで送ってるので｣


本当にイケメンの鏡だな安室さん。

しつこく迫る所さえ直せば完璧なのに…


『それじゃあ私はこれで…』


アリスちゃんがさっさと降りてしまったので

それを追いかけようとドアノブに手をかけると

またもや手を握られた。

今度は何だよ！！←若干キレぎみ))


安｢隣の方とはお会いしましたか？｣


隣の方？


『沖矢さんの事ですか？

はい、ポアロに行く直前に会いましたけど……

ってコラ近いぞ安室さん。離してくれます？

ていうか、離せェェェェ！！』←

安｢あまり暴れないで下さい、チューしますよ？｣

『よし落ち着こう』←


安室さんが一瞬悲しそうな顔したぞ。

そんなに私とチューしたいか？

お金取るよ、一回一万円。←


『で？沖矢さんが何です？』

安｢ああ、彼とはあまり話さないでくれますか？｣

『え、何で？』

安｢何でって、貴方は僕の恋人です『待てやコラいつ私が恋人になった』

……何かAさんキャラ変わってません？｣

『これが私の本性です。結構ガラ悪いですよ

分かりました？これで諦めてくれます？』

安｢いいえ？むしろもっと惚れてしまいました｣


ダメだこいつ早く何とかしないと(白目)


『精神科に行く事をお薦めします』

安｢はは、面白い冗談ですね。

僕は正常ですよ？｣


嘘だッ！！

そういう奴に限ってどっかとち狂ってるってパパが言ってたもん！←

そしてそろそろ手を離してくれ、早くお家に入りたいのよ！


安｢それではおやすみなさい、Aさん｣

『はいはーいおやすみなさーい』


離してもらった手をヒラヒラさせながら車を降りる。

あ”ーめんどくせぇ！！

帰国早々とんでもない目に合った

朝からプチパニック→←全く嬉しくないご対面

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