帰国してから恐ろしい程愛されてるんですが

学校 ページ19

ア｢お姉ちゃんはやくはやくー！｣

『はいはい、今行きますよーっと』


翌朝、ついに学校初日。

アリスちゃんは日本の学校が楽しみすぎて、

この通りめちゃくちゃ張りきってる。

家を出ると、同じタイミングで赤井さんが沖矢さんの姿で出てきた


沖｢おはようございますAさん。

今日から学校ですか、制服とても似合ってますよ｣

『ありがとうございます、あ、昨日はどうも

肉じゃが美味しくいただきました』

ア｢ありがとー！｣

沖｢いえいえ｣

『あ、沖矢さんちょっといいですか？』

沖｢何でしょうか？｣


沖矢さんに歩み寄り、コソッと話しかける


『盗聴器つけるなって何度言えば分かるんですか。鬱陶しいのでやめて下さい赤井さん』

赤｢随分キツい事を言うな君は｣

『いやアンタが素直に言う事聞いてくれたらキツい事言いませんよ私は』

赤｢しかしそうでもしないとAの安否が確認できない｣

『私なら大丈夫ですよ護身用にスタンガン持ってますし』

赤｢そうか。なら盗聴器はやめて同居するか｣

『何も分かってねぇじゃん』


赤井さんといい安室さんといい、賢いんだか馬鹿なんだか……

賢いなら賢いままでいてくれ頼むから……←


『とにかく！！もうやめて下さいよ！

私がストレスで禿げたらアンタらのせいですからね！』

赤｢善処する｣


ああ言ってるけど私は今の善処信用してないからな。

今まで期待を裏切られてきたもん←


『ほら行くよアリスちゃん！遅刻しちゃう！』

ア｢そうなの！？いそがなきゃ！｣


アリスちゃんの手を引いて走る

まずはアリスちゃんを帝丹小学校まで送ってそこから高校までダッシュする。

だから早くしないとアリスちゃんが間に合っても私が間に合わない。


『あ、ほらあそこ！小学校だよ』

ア｢わぁ！！すごい！にほんのがっこう！｣


まず職員室に行かないとね…


コ｢あれ？A姉ちゃんとアリスちゃん？｣


はっ、この声は…！


『コナン君だァァァァ！！』

コ｢ええ！？A姉ちゃん何で抱きつくの！？｣

『いやさー、ここ最近ずっとむさ苦しい男約二名に悩まされててさぁ……癒しが欲しかった』

コ｢あはは、大変なんだね…｣


コナン君に苦笑いされた

後ろに子供が三人私達のやり取りを不思議そうに見ていた


『貴方達はコナン君のお友達？』

歩｢うん！お姉さんは？｣

『私は雁瀬A。この子妹のアリスちゃん。仲良くしてあげてね』

はーい！と子供達は元気に答えた

私も行かないと…

新しい仲間→←ヤンデレって善者なのか偽善者なのか分からない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す