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田中side
センターを出てスマホを触ると、岩本くんから連絡いってたみたいでグループメッセージには引くくらいの通知が。
とりあえず落ち着いてることと、Aの気になる症状を伝えれば、ねぇこれ…って北斗から送られてきた1枚の写真。
あー。なるほどね…
風磨「樹〜、採血結果でた。はぁ…。ここの数値が異常に高いんですけど、何か心当たりは？」
苦笑いで検査結果の紙をひらひらさせる風磨に、北斗からのメッセージを見せる。
あー。なるほどね…って天井を見上げた風磨は、はぁーーって心の底からのため息をついた。
「なんでこうなるかなぁ…。隠さずに言うってそんな難しいもん？」
風磨「ん〜。あの子にとったら、隠すことで自分を守ってるのかもな。で？お前が怒るの？(笑)」
「んなの、俺しかいないっしょ…。あー！また泣かせるじゃんか！やさしいじゅったんは何処…」
きっしょ！って散々笑ったあと、俺も混ぜろよって背中を叩く風磨は、言いたくないけど過去イチかっこよかった。
.
暗いところでひとりぼっち。伸ばした手は怖い顔の樹くんにパシッと払われた。
やだやだっ！ごめんなさい…っ！！
ーAちゃん！！
パチっと目を開けると、心配顔の聡ちゃん。
松島「変な夢みた？ちょっと汗拭こうか〜身体きついね…お熱上がってきたから氷枕に変えようね。」
最悪の目覚めで汗びっしょりの私の身体をホットタオルで拭いてくれる聡ちゃん。
氷枕も気持ちいいけど、冷たさと同時にズキズキと波打つ頭痛が顔を出す。
くすり…のみたい…
「聡ちゃん…バック、どこにある…？Aのバック…」
ん？バック？って探してくれるけど、すぐに出てこなくて。
薬がないと、もっと痛くなっちゃうって思うと、上手く息が吸えなくなってくる。
聡「Aちゃん！ゆっくり深呼吸しよう！何か欲しいものあった？不安になっちゃった？」
背中を摩って声をかけてくれるけど、そんなんじゃどうにもならないくらいに不安。
「おく、すり…おくすりほしい…！」
松島「ん？なんのお薬かなぁ…どこか痛い？苦しい？聡ちゃんに教えてくれる？」
「あたま、いたいのぉ！のまないと、もっと…っ！いたくなるっ！」
松島「そっかそっか…樹先生にお願いしてみようね？」
だいじょうぶだよ〜って頭を撫でてくれる手が優しくて、ちょこっとだけドキドキしてた気持ちが落ち着いて気づく。
薬のこと、言っちゃったって、別の意味でドキドキが止まらなくなった。
.
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みー(プロフ) - きなりさん» こちらこそありがとうございますm(_ _)mよろしくお願いしますm(_ _)m (2021年10月30日 2時) (
レス) id: 4b53f5dd0a (このIDを非表示/違反報告)
きなり(プロフ) - みーさん» リクエストありがとうございます＾＾お時間いただくと思いますが、気長にお待ちいただけたら嬉しいです！＾＾これからもよろしくお願いします！ (2021年10月29日 21時) (レス) id: d102b3716c (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - いつも夜中に見てます！！リクエストしてなかったらごめんなさいm(_ _)m夢主ちゃんがてんかん出るお話をみてみたいですm(_ _)m (2021年10月28日 0時) (レス) id: 4b53f5dd0a (このIDを非表示/違反報告)
きなり(プロフ) - nさん» 嬉しいコメントありがとうございます！随分前にいただいていたのに、お待たせしてしまって申し訳ありません…。またリクエストしてくださると嬉しいです！更新頑張ります＾＾ (2021年10月21日 23時) (レス) id: d102b3716c (このIDを非表示/違反報告)
n - エレベーターのリクエストをした者です。書いていただきありがとうございました。すごいいいお話で感動しました！お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！ (2021年10月21日 1時) (レス) @page32 id: bbc023a104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなり | 作成日時：2021年9月23日 22時
