おまけ ページ10
【シャンプー】
車の中で寝ちゃった私が目覚めたのは、リビングのソファーの上だった。
ーおい！慎太郎！つまみ食いすんな！
ーほくとぉ〜高地がこわいよぉ〜
ーあー！うぜぇ！ひっつくな！
台所から聞こえる声に、思わずニヤける。
仲良しだなぁ…
京本「あ、起きた？よく寝てたね〜」
田中「A先にお風呂入っちゃいな。さっき買ったシャンプー置いといたから〜！」
ーお、A起きた。
ー飯待っといてやるからな〜
って言いつつ、つまみ食いする慎ちゃんを見て、慌ててお風呂に入る。
いっそげー！濡れた髪から漂う香りに、思わずニヤける…今日ゆるゆるだなぁ自分…。
「おまたせー！からあげ！無くなってない！？」
北斗「おまっ！髪乾かしてこいよ…風邪ひくからこっちこい！」
「だってぇ慎ちゃんに唐揚げとられる…」
はいはいってほくちゃんの足の間に座らされて、髪を乾かしてもらった。
んだけど、さっきからずっとくんくん匂いをかがれる…
「ほくちゃんくすぐったい〜！」
北斗「や、なんかAいい匂いする…」ｽﾝｽﾝ
森本「ほんとだ！俺この匂い好き〜！」ｸﾝｸﾝ
田中「だろ！？俺が選んだシャンプー大当たり〜」ｽﾝｽﾝ
京本「俺もこれにしよっかな…」ｸﾝｸﾝ
ーなんか、大型犬に襲われてるみたいだな…
どんまいって私の口に唐揚げを突っ込んで、こーちはつむじの匂いを嗅いでいた。
ー1番のむっつりお前だな！！
【洗濯物】
北斗「A〜洗濯物、畳んどいたから自分の部屋持っていけよ〜」
「わ、ほくちゃんごめん！っじゃなくて、ありがとう！」
北斗「はい、どういたしまして。」
京本「お〜ちゃんとありがとう言えたじゃん？えらいえらい。」
えへへ、褒められちゃった〜
ふと、ほくちゃんが畳んでくれた洗濯物を見る。
げ、今日下着も洗ってたんだった…。
北斗「なんかさ、最近の高校生はシンプルが流行りなの？」
は…？
ブハッ！！
食後のコーヒーを飲んでいたこーちが吹き出してむせる。ゲホッゲホ！！
田中「北斗、お前それ結構なセクハラだぞ…？」
ーちょっと引くわ…
ーでも、俺もちょっと思った…
「そうかなぁ…まぁほくちゃんのパンツには負けるけど…(笑)」
ギャハハ！！
やべー！Aしかいじれないよそこ！！
私の呟きにみんなが盛り上がってしまって…
後日、開き直ったほくちゃんがポチった、派手な私用の下着が届いた時のみんなの顔は今でも笑える。
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きなり(プロフ) - こころさん» 嬉しいコメントありがとうございます…！！こうして言葉で伝えてくださると、とても励みになります＾＾楽しんでいただけるように、頑張ります。今後もよろしくお願いします！ (2021年9月14日 22時) (
レス) id: d102b3716c (このIDを非表示/違反報告)
こころ - いつも楽しく読ませてもらっています！毎日更新されるのが楽しみです。これからも更新頑張ってください！ (2021年9月13日 21時) (レス) id: b96a3cc535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなり | 作成日時：2021年8月28日 23時
