じゅうよんわ ページ21
月破壊から二ヶ月………………………
俺は学校を休んでいて、三日ぶりに学校に来たら、転校生が来た………らしい。
名前は
俺が登校してくると、いきなり大きな黒い箱の中央部分ーーー
人間でいえば顔のあたりのモニターがブォンという音と共にONになった。
そこに浮かび上がったのは、E組の生徒達と同じような年齢の女の子だった。
それに無表情だが、非常に整った顔立ちをしている。
何で無表情なんだ………?心がないのか?箱だから………?
授業中、自律思考固定砲台は殺せんせーに向かって、
転送されたショットガンと機関銃で一斉射撃をした。
殺「なるほどねぇ。ショットガン4門に機関銃2門。確かに濃密な弾幕ですが、ここの生徒は当たり前にやってますよ」
殺せんせーは避けながら冷静に分析していた。
烏「ここからが本領発揮だ。彼女は自らを自らの手で進化させる」
「………!?」
だが、チャイムが鳴って、休み時間になっても、生徒達は自律思考固定砲台の様子を伺っていた。
自律思考固定砲台「ジジジジジジジ………弾道再計算………射角角度、自己進化フェイズ5aに移行………」
計算している………!?
一時間目を迎えたが、自律思考固定砲台は朝の繰り返しのように、殺せんせーに向かって銃などを撃っていた。
殺「こりませんねぇ」
殺せんせーもやれやれと言った様子で弾を避けながら授業を続けているが、俺たちは、集中どころではない。
床は一面、自律思考固定砲台が撃った弾が散乱していた。
千「これ、俺らが片付けるの………?」
三「掃除機能とかついてないのかよ固定砲台さん?」
狭「機械に絡んでも仕方ないでしょ」
「まぁやるぞ」
俺たちは黙々と対先生弾を片付けていた。
当の本人はマイペースに進化を続けている。
自立思考固定砲台「次の射撃で殺せる確率、0.001%………
次の次の射撃で殺せる確率0.005%………
卒業までに殺せる確率90%………」
「…………」
ーーーーーーーー
No side
自律思考固定砲台は弾が発射されるところを、
ガムテープでぐるぐる巻きにされ、身動きが取れなかった。
中「あのさあ、ああやってバンバン撃たれたら授業になんないし、迷惑なんだよね。“常識”って言葉知らないの?」
三「ったくだ。その弾。誰が片付けると思ってんのか?」
自律思考固定砲台「…………………」
彼女はなにも言い返せずにいた。
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2k?(プロフ) - 続か…ないッッだと!? (2022年9月7日 19時) (レス) id: 086cbb7ccc (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 睡蓮。さん» 作品見てくださって本当にありがとうございます!!全然失礼じゃないです!!ご指摘ありがとうございます!訂正しておきます! (2021年6月22日 18時) (レス) id: 9a7f6cc631 (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮。(プロフ) - あの、大変失礼ですが・・・。「うかい」の漢字は鵜養ではなくて烏養だと思います・・・! (2021年6月13日 17時) (レス) id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
金米糖(プロフ) - ゆっぴーさん» イラスト、見てくださりありがとうございます!更新頑張ってください! (2020年8月7日 23時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー(プロフ) - はじめまして。作品を見てくださりありがとうございます。金米糖さん。絵を見ました。ありがとうございます (2020年7月29日 0時) (レス) id: 97c763abb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっぴー&紫陽 | 作成日時:2020年7月15日 20時