2 ページ40
平野side
先「神宮寺ー、そこ違うぞ」
神「あっ、すみません！」
ダンスレッスンを始めて暫く。
ミスをするのは全然良いし、失敗を重ねて成長するものだから別にそれは良いんだけど.....
度々へらっと笑ってるのが、気にかかる。
ただでさえ遅れてきたのに、始まってからもその態度.....。
段々、イライラが積もり始めてきた。
先「じゃあ10分休憩ー」
6「「はーい」」
休憩に入り、各々自分の荷物が置いてある場所へ移動する。
俺も水分補給して自主練....って思ったけど、どうしてももう我慢が出来なくて＿＿
壁に寄りかかり、玄樹と雑談していた神宮寺に声を掛けた。
平「じん、あのさ....もう少しだけ集中しよう？」
神「っえ？なに急に...どうした？」
俺が抑えめに言ったからか、
まだ本気に捉えていない様子のじん。
我慢していたという事もあって、俺はその反応にすらプチンと来てしまい＿＿
平「ッだからさ、もっと真面目にやって欲しいんだって。注意されてもへらっとしてて」
高「.....紫耀？」
平「俺ら世界目指してるだろ？その事分かっててあの態度？」
自分で思った
言い方がキツくて、偉そうだって。
けど積み重なったイライラや色々な事で＿＿止められなかった。
それまで俺をジッと見ていた廉が、突然立ち上がった。
永「....そんな言わなくたって良いやろ。紫耀らしくないで？」
平「らしくないって何だよ。俺は注意してんの」
永「そういうとこ。そういうんが、お前らしくないの」
何だよ、俺らしくないって.....ッ
俺はただ、本気で世界を目指して頑張って欲しいだけで＿＿！
平「ッこんなんじゃ世界なんかいけねぇよ！何でへらっとしたり出来るわけ！？」
神「....へらっとしたのは悪いと思う。けど今日へらっとしただけの事でそんな怒んなくても良いんじゃないの？」
平「.....は？」
へらっとした "だけ" ＿＿
何、言ってんの......？
俺だって別にそれくらいじゃ怒んねぇよ。元はと言えば遅れてきたのに笑いながら入ってきたからッ！！
平「ッッふざけ..永『おい紫耀ッ！！』
永「....ほんま、らしくないで？お前ってそんな風にしか注意出来へんやつやないやろ？それに何でそんな怒る必要あるん？」
岸「.....神宮寺も、そりゃ悪いと思うけど...よ？紫耀、ちょっとどうした？」
何でッ....何で、こうなるの＿＿？
耐えられなくなって、俺は勢いよくスタジオから飛び出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 777人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しぃ(プロフ) - りいさん» 無事完結しました！どうだったかな...少しでもご希望通りのお話になっていたら何よりです(´∀｀;) (2019年5月6日 16時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - しぃさん» 全然大丈夫だよー！書いてくれるだけ嬉しいので(*´∀｀*) (2019年5月5日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - りいさん» そうだね！令和元年も宜しくお願い致します( ´ ▽ ` )ﾉ うわあぁあだだ大丈夫だよっ汗汗。私のアイディア性が欠けてるだけだから...；；お気遣いありがとうございます泣。でもギリギリまでは色々考えてみて、どうしても駄目だったら少し変更して書かさせて頂きます... (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ピアノさん» 長野行くんだね！先生に怒られないように楽しんできてください笑。 (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - 引きこもりなしで喧嘩だけでも全然いいよ！ (2019年5月4日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しぃ
| 作成日時：2019年4月13日 13時
