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神宮寺side
1階を探し回っていた他のメンバー達を連れ、上まて急いで足を走らせる。
その間に、先程リハでご一緒させて頂いた先輩グループの中の2人＿＿森田剛くんと山田涼介くんとすれ違った。
猛ダッシュしている俺らを見て声を掛けて下さり、事情を説明すると顔色を変えてお2人も来て下さる事に。
トイレに到着すると、海人は取り乱して泣いていた。それを見て、森田くんは駆け寄り海人の肩を支えた。
森「高橋くん、落ち着いて」
高「ｸﾞｽｯ、ぇ...、もり、たっ...く、...？」
真っ赤にさせた目を大きくさせ、森田くんを見る海人。そんな海人を森田くんは、肩を支えながら立ち上がった。
森「先、あそこの広い部屋行ってるね。平野くんの事お願い」
そう言い、海人を連れこの場から離れて行った。
今の海人の状態で、長くこの場に居させるのは危ない＿森田くんはそう察知して動いて下さったんだ。
岸「ッえ、これ....手首から出てる？」
山「.....本当だ。誰かハンカチ持ってる？」
岩「あっ、僕持ってます！」
玄樹から受け取ったハンカチで手首を押さえ、止血を試みる山田くん。
手首から出血....
それってまさか、あれじゃないよな＿＿？
もしそうだとしたら、紫耀は一体何に追い込まれて.....ッ
冷静で居られる事の多い自分。
それでも今ばかりはそう居られる事が出来なくて、ぐったり目を閉じ意識のない紫耀を見つめ、煩くなる心臓の音を聞くことしか出来なかった。
テキパキと、
止血から床の掃除から、何から何までその場から動けない俺らと違い動いて下さった山田くん。
小さな身体なのに紫耀を軽々と持ち上げ、部屋まで運んでまでして下さった。
部屋に入ると、海人は落ち着きを取り戻していたようだった。
高「っしょお....大丈夫、ですか....？」
山「ひとまず、出血は止まったからね。安心して？」
その言葉に、海人は「良かったぁ....」と身体の力を抜いた。
けど......全然、一件落着なんて事はない。
だって、血の出ていた手首......
さっきはハッキリと見えなかったけど、今は鮮明に見える、無数の切り傷。
見た事がある訳ではないけれど
この傷は、絶対＿＿＿"リスト カット" の跡。
ここ最近、行動や様子がずっとおかしかった。
声を掛けただけでビクつく、身体に触れれば痛がる、いつも何処かに消え30分以上戻ってこない......＿
"身体に触れたら痛がる"
これが物凄く、俺の中で引っ掛かった。
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しぃ(プロフ) - りいさん» 無事完結しました！どうだったかな...少しでもご希望通りのお話になっていたら何よりです(´∀｀;) (2019年5月6日 16時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - しぃさん» 全然大丈夫だよー！書いてくれるだけ嬉しいので(*´∀｀*) (2019年5月5日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - りいさん» そうだね！令和元年も宜しくお願い致します( ´ ▽ ` )ﾉ うわあぁあだだ大丈夫だよっ汗汗。私のアイディア性が欠けてるだけだから...；；お気遣いありがとうございます泣。でもギリギリまでは色々考えてみて、どうしても駄目だったら少し変更して書かさせて頂きます... (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ピアノさん» 長野行くんだね！先生に怒られないように楽しんできてください笑。 (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - 引きこもりなしで喧嘩だけでも全然いいよ！ (2019年5月4日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年4月13日 13時
