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高橋side
『すぐ戻るから』
紫耀がそう言い残し、楽屋を飛び出たあの日。
楽屋に戻ってくる事は無く....顔を合わせたのは、数時間後の18時、家だった。
その時は、「トイレに行ってたら急遽お仕事入っちゃって」と笑って言っていたけど＿＿
その日から、異変が起こり始めたんだ。
.
＿ガチャ
岸「お、紫耀おかえりー。何しに行ってたんだ？」
平「っ....お仕事の、話」
今日で何回目だろう、
こうして、楽屋から出て行って暫く後に気だるそうに戻ってくるの。
しかも大抵、理由は「お仕事の話」って。
幾らなんでも、こんなにこんなに呼び出してお仕事の話するかな？30分くらいも。
神「元気ないね。大丈..平『いｯ...』紫耀？」
じんがポンポンと背中に触れると、紫耀は顔を顰めて身体を竦ませた。
平「、ぁ....ご、ごめんｯ」
神「大丈夫だけど....どうした？どっか痛めたの？」
平「ぅ、ぅん....ちょっと前、ぶつけちゃって、」
岩「余りにも痛むようだったら、病院行った方が良いよ？もう少しで特番の最終リハあるし...」
玄樹くんが心配そうにそう言うと、紫耀は俯いて消え入りそうな声で「うん」と返事をした。
そんな彼を、みんなは心配そうに見つめる。
ここ数日、特に紫耀の元気が無くて暗いから、凄く不安で心配で堪らないんだ。
あの、くしゃっとした可愛い笑顔は、どこに消えたんだろう＿＿。
笑っても、それはぎこちない作り笑顔。
まるで、俺たちに気を遣って無理に笑っているよう。
最近見る紫耀の表情は.....殆どが悲しそうな、今にも無くなりそうな凄く儚いものばかり。
平「.....ごめ、上着...貸してくれる、？」
永「ええけど、寒いん？体調悪い？」
平「、ぅうん....寝たい」
そう言い、紫耀はソファに横になり目を瞑った。
寝息はすぐに聞こえてきて、廉はすかさず額に手を当てたけど....どうやら熱がある訳ではないみたい。
顔の血色悪いし、頬は痩けちゃってる。
本当に、どうしちゃったの、紫耀.....。
何か辛いことを、1人で抱えてたりする＿＿？
高「.....紫耀....」
苦しそうに眠っている紫耀の手を
両手でぎゅっと包み込む。
反対の手首に、リストバンドがはめてある事なんて知らずに。
この時、紫耀のリストバンドの存在....手首の傷の存在に気付いてさえ居れば＿＿
ああなる前に、紫耀を救い出せていたのかな。
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しぃ(プロフ) - りいさん» 無事完結しました！どうだったかな...少しでもご希望通りのお話になっていたら何よりです(´∀｀;) (2019年5月6日 16時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - しぃさん» 全然大丈夫だよー！書いてくれるだけ嬉しいので(*´∀｀*) (2019年5月5日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - りいさん» そうだね！令和元年も宜しくお願い致します( ´ ▽ ` )ﾉ うわあぁあだだ大丈夫だよっ汗汗。私のアイディア性が欠けてるだけだから...；；お気遣いありがとうございます泣。でもギリギリまでは色々考えてみて、どうしても駄目だったら少し変更して書かさせて頂きます... (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ピアノさん» 長野行くんだね！先生に怒られないように楽しんできてください笑。 (2019年5月4日 11時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - 引きこもりなしで喧嘩だけでも全然いいよ！ (2019年5月4日 7時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年4月13日 13時
