僕の役目 ページ44
JIMIN side
僕の好きな子は喜怒哀楽が激しい
A「嫌だっ！！」
すぐ拗ねるし、
A「なんで！！グク意味わかんない」
すぐジョングクと喧嘩するし、
A「あははは笑ジニオッパうける〜笑」
でも物凄くよく笑う子で、
A「ありがとうオッパ！笑」
素直で、
A「ARMY〜！！愛してるよ〜！」
みんなから愛されてる
周りの人はみんなその子にこう言うんだ。
"アイドルになるべくして生まれた"
でもその子は少しだけ手のかかる子で
今だってほら、、、
A「、、はぁ〜、、」
JM「A？またため息なんてついてどーしたのさ。ナムヒョンに怒られたから？気にしてるの？」
A「別に〜、、」
JM「じゃあどーしたのさ」
A「、、どーもしないってば〜オッパ休憩時間でしょ。私なんかに構ってないで休んでて大丈夫だよすぐ回復するから」
そう言ってまた部屋の隅で、ちょこんっとあからさまに落ち込んだ様子で座り込むA
事の発端は、数分前のダンスレッスンだった
今日は珍しくスタートからメンバー全員揃っていたからか、いつにも増して気合いが入っていて激しいレッスンが続いた
メンバー全員集中していてぱっと見大成功かと思いきや、、、
NM「なあ、Aさっきもこの部分注意しろって言わなかったか？これで何回目だ？、、集中しろ。、、10分後スタート」
ナムヒョンの指示で、練習は中断
みんな「疲れた〜」と地面に座り込む中、Aはトコトコと部屋の隅に行き、体育座りをしていた
ナムヒョンにAが注意されるのは珍しい事ではない。
Aは本番で間違える事はほぼない。
けれど、その分練習での凡ミスが多く、ナムヒョンによく注意されているのだ
JK「Aのとこ行かなきゃ」
JM「いいよジョングク。僕話聞いてくるから、休んでな」
ジョングクはAの事となると余裕がなくなる
寄り添おうとするのは大切だ
だけど、寄り添うだけじゃAのためにはならない。
どれだけ話を聞けて、どれだけそれに答えてあげられるかだと思うんだ。
だからこうゆう場面では、僕がよくAのそばにいることが多い
あからさまに落ち込むAの隣に、さりげなく座って声をかけた
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作者名：しまじまそうまり | 作成日時：2020年12月9日 14時
