生まれ変わっても ページ32
YOONGI side
A「オッパの書く歌詞やっぱり好きです」
YG「いきなり何だよ」
A「えーだって本当にすごいな〜って」
そう言って、机に広がる落書き程度の、まだ完成には至っていない歌詞が書き詰められた紙を手に取って眺めるA
俺達は割と自分達で作詞・作曲をする事が多く、俺やRMは特に作詞をする事が多い
俺はRMとは違って、ラップ調の曲を書く事が多いがたまにバラード曲を書いてみたり、最近は幅広いジャンルに挑戦している
撮影の合間の空き時間、慣れないことであまり納得がいかないのか、様々なパターンの歌詞を書いては1人悩む事が増えた
今日も雑誌撮影の合間、それぞれ好きな事をするメンバー達の中1人机に向かって作業を進めているとAが様子を見に来た
A自身、自分のソロ曲を手がけたりすることもあってか俺やRMの書く歌詞に物凄く興味を持つため、お互い相談することも多々あるのだ
YG「最近、バラード曲書いてみたくてさ。でも良く分かんねえんだよ。どんなのがいいんだか。」
A「バラード曲ですか〜ユンギオッパが書くバラード、、歌ってみたいです笑」
YG「そこらへんに何個か書いてみたやつがあるんだけど、A的にどんな感じのがいいと思う？」
A「んーー、、、！！！これ！！これめっちゃいいです！！」
そう言って1枚の紙を手にするA
そこに書いてある歌詞は、、、
YG「ああ、これか。」
A「、、これ、もしかして、、ユンギオッパの実体験ですか〜笑」
YG「、、お前の勘ってどーでもいい時に当たるよな」
A「なー！！それ褒めてるんですか！！」
俺の実体験を元にした歌詞。
まあ細かく言えば、
"儚い恋"
をテーマにしたものだった
よく読めば、俺の事を知ってるARMYだったら気付く内容のもので、まあ"当の本人"は自分の事なんて気付かないであろう
A「ところでこれって、誰との恋のお話なんですか、？」
俺とAの関係性を元に書いた歌詞だなんて。
YG「まあ好きだった奴が俺にも居るんだよ」
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作者名：しまじまそうまり | 作成日時：2020年12月9日 14時
