BTSの紅一点 (ページ29)

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JIN side

JN「それ、何の仕事？」

A「ドラマです！！まだオッパ達には言ってなかったですね笑」

JN「お～、、いつもこんな量仕事きてるの？」

A「んーそうですねえ、、あんまり普段と変わらないです笑」

ドラマの台本を眺めるAの邪魔にならないよう様子を伺いながら話しかけると、いつも通り答えてくれるA

でもやっぱり眠そうな顔をしていて、疲れているのがよく分かる

Aなんて、俺達よりも眠れていないであろう

BTSに加入してからというものAの仕事がなかった事なんてない。

毎日毎日変わらないスケジュールで、でも俺達には疲れてる様子なんて絶対見せない

プロなんだろうけど、、、

俺達が心配しない訳がない。

俺なんて特に！！！

加入してからすぐ、Aのマネージャーから言われた事がある

マネ「ジンさん、分かっておられると思うのですがAは本当に努力家で馬鹿真面目です。

、、だから物凄く心配なんです。

ジンさんにも負荷がかかってしまうかもしれないです申し訳ないです。

でも、、お願いです。Aのことちゃんと見ててあげて欲しいです。

私も全力でサポートしていきます。」

マネージャーの言う通り、加入してからというものAはこれまで以上に完璧が必要とされる存在になり、無理をする事が増えた

今だって、、、

JN「A、？無理してない？大丈夫？」

A「大丈夫です！！！、、もっと、もっと、頑張らないと！！まだまだいけます！！！」

JN「何で？？Aはもう誰よりも努力してる。みんな知ってるよ。」

A「だめなんですよ、、、」

台本を見つめながら言うAは何故だか悲しそうな顔をしている気がした

JN「A、？」

A「足りないんですオッパ達と一緒のステージに立つためには、、まだだめなんですよ。

努力は人に認められてから初めて実るんです、、自分で私はこれだけ頑張ってるよだから見て！！って、、そうじゃないんです、それじゃだめなんですよ。

、、、まだ私はAとして誰にも認められてないです、見てもらえてすらないです。

BTSっていう偉大なオッパ達の力があるから、そのおかげで輝かせてもらってるだけなんですよ、、」

JN「A、、」