甘えん坊 ページ18
TAEHYUNG side
A「テヒョンイオッパ〜朝だよ起きて」
TH「、、んぅー、、もう朝〜、、今日も2時間しか寝てないですよお〜、、」
A「昨日も遅かったもんね、、いつも頑張ってて偉いですよオッパ」
TH「んぅー、、、Aぎゅーってしてもいいですか、？」
A「仕方ないですね〜ぎゅーしたら起きてくださいよ〜？」
そう言って朝からAはその小さな身体で抱きしめてくれた
僕達のスケジュールは過密で、本当に忙しい。
人はよく、"忙しい〜疲れた"と呟いているけれど、正直そんなもんじゃない。
本当に本当に忙しくて、1日が24時間では終わらない
毎日色んな時間帯に帰ってきて、数時間寝て、起きてすぐ出発
そこから撮影やら取材やらレッスンやらで気付いたら次の日まで仕事をして
の繰り返し。
だから毎日みんな寝不足で、移動中や待ち時間はよく眠ることが多い
それに加えて、僕やジミナやジョングクは早起きが苦手だからこーやって毎朝Aが起こしに来てくれる
A「、、よし！起きましたね？下でオッパ達先にご飯食べてますから早く行ってください。グク起こしてきますね」
いつもAはジョングクばっかり
"黄金マンネ組"として2人はARMYからものすごく人気のペアで、番組や取材でもAはジョングクと組まされることが多い
僕にかまってくれるのは朝と時間が合った夜のご飯の時くらいで、それ以外はジョングクにつきっきり。
僕のAなのに。
TH「んーー」
A「オッパ〜？」
ジョングクを起こしに行こうとしたAの腰にしがみつくように、強くぎゅーっと抱きついた
A「どうしたんですか〜笑」
TH「、、、いつもジョングクばっかり。僕にかまってくれない」
A「あははははは笑」
TH「何がおかしいんですか」
僕の言葉を聞いて一瞬、黙ったかと思えばAはいつも通り「あははは」っと少し高い声で笑ってみせた
A「ごめんなさい笑、、つい可愛くて笑」
TH「ばかにしないでください！僕は本気です」
A「ばかになんてしてないですよ笑、、嬉しいです。オッパが私の事大切にしてくれてるの伝わります笑、、気づけなくてごめんなさい笑」
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作者名：しまじまそうまり | 作成日時：2020年12月9日 14時
