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翔「なあ、あの子まじで可愛くね？
前俺達のファンだったらしいぜ。
誰が好きだったか教えてくれなくて今
みんなでしつこく聞いてんの」
俺のファンだよ、、、
そう心の中で思って翔太くんを少し睨む
翔「結構みんな本気で狙ってるぞ。
まあ、俺もだけど(笑)」
そう冗談まじりに言うもんだから
目「誰にも渡さない」
そう呟くが翔太君には聞こえてなかったみたいだ
結局Aちゃんに近づくことができないまま
その日の撮影を終える
みんなで帰る帰り道、Aちゃんに
連絡先を聞いたが誰一人教えてもらえなかったと
それぞれが悔しそうに言っている
それを聞いて安心している俺
ポケットに手を入れると携帯がないことに気づく
目「俺、携帯忘れたみたいなんで
ちょっと見てきます」
そう声をかけ引き返す
店に戻り控え室だった部屋を探す
床あたりを探していると
「落し物ですか？」
そんな声が聞こえて、はい、携帯をおとしちゃって
そう言いながら顔を上げる
そこには少し気まずそうな顔をして笑う
Aちゃんがいた
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作者名：yui | 作成日時：2020年3月16日 19時
