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その後も目黒君とは話すこともなく
その日は終わりsnowmanのみんなは帰っていく
「ありがとうございました」
そう言って帰る目黒君の背中を
目に焼き付けた
オフィスに帰り一息つく
「控え室、、、片付けなきゃ」
そう思い控え室に行くと扉が開いている
誰か忘れ物？そう思いながら部屋の中を覗く
そこにはしゃがみ混んで何かを探す
目黒君の姿があった
「落し物ですか？」
ついそう声をかける
ぱっと振り向きながら携帯を落としたと言う彼は
驚いて言葉を失っている
「私も探すの手伝います」
ドキドキしている事を隠すように
部屋の中を見渡す
目「、、、元気だった？、、、」
その言葉に驚きながら
元気だったよそう小さく返す
棚の後ろに携帯が挟まってるのを見つけ
「ありましたよ。」
そう言って携帯に手を伸ばす
その瞬間後ろからギュッと抱きしめられた
"ずっと忘れられなかった"
そう呟く彼の腕はたくましくて
また涙が出そうになる
"私もだよ、、、"
そう呟いて現実に引き戻される
彼の体を強く押し体を引き離す
「見つかって良かったですね」
そう声をかけ携帯を手渡す
目黒君はこっちを見たまま視線をそらさない
"気をつけて帰ってください"
そう伝え部屋を出る
遠くに聞こえる彼の言葉には
気付かないふりをした、、、
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作者名：yui | 作成日時：2020年3月16日 19時
