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岩本side
カタン……と小さな物音で目を覚ます。
なんの音だ……？
周りの人を起こさないようにそっと立ち上がり周りを見渡すとそこには佐久間の姿がなくて血の気が引いた
そっと部屋を出ると真っ暗なリビングで1人ソファに座っていた。
「佐久間」
そう声をかけると背中をビクッとはね上げさせ振り返る
佐「照……どしたの…？」
「いや、物音がして目ぇ覚めたら佐久間居ないからなんかあったのかなって。心配した。」
佐「あー、ごめん…」
ヘラりと笑って言うが目はどこか虚ろだ
「隣、座っていい？」
こくりと頷く佐久間の横に静かに腰かけた
「体調は？」
佐「お陰様で、だいぶ楽」
「そっか。」
淡々と喋っていく佐久間が何を考えているのか汲み取れなくて、接し方が分からなくて不安になる。
頭をガシガシとかき
「佐久間今何考えてんの」
直接聞くことにした
佐「へっ……」
「俺、聞くよ。」
佐「へへ……照には敵わないね……」
「話してみ」
佐「みんな、一緒にいてくれて、安心して寝れてたんだけど、それと同時にね、ああ、みんなの時間奪っちゃったんだ、情けないなって思ってたら涙止まんなくて……」
「それで、ここにいたって訳か」
佐「そ、んで、泣いてたら気持ち悪くなって来ちゃって死んでたら照が来た」
「だからもっと頼れって」
佐「分かってるんだけど…」
「けどじゃないの」
佐久間の桃色に染った頬を両手で包み込み軽く引っ張りながらそう話す。
「大丈夫だって言ってんだからそこを信じろって」
クシャクシャに笑って伝えると佐久間はまたボロボロの泣き出してしまう
佐「っ……うえっ……照っ……」
普段なら拒むハグも強く受け止め背中をさする
ふわふわの頭をそっと撫でると寝不足であったのか佐久間は直ぐに寝落ちてしまった
「子供みたい……」
クスッと笑いひょいと抱えあげて寝室へと佐久間を運んで再び眠りについた
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京本恵海(プロフ) - リクエストです ｡この小説の続きで良いので佐久間くんがこの小説みたいに体調崩して詳し検査をして阿部くんとの赤ちゃんを妊娠していて妊娠３ヶ月だと言われスノーマンがシェアハウスする話を観たいです。私は熱烈なあべさく坦のなので書いて頂いたら幸いです。 (2021年1月10日 2時) (
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作者名：ぴの | 作成日時：2020年11月30日 23時
