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10話 不倫疑惑? ページ10

おかしい…


ジョンハンの上着から香水の匂いがした



ジョンハンは香水はつけないし、私の香水の匂いでもない…



あいつ、不倫してる??



あんなに愛が足りないとかなんとか言っておいて?



まじでありえない…




JH「はぁ〜さっぱりした〜」


お風呂から上がったジョンハンが戻ってきた




なんでもないような顔しやがってえ!


JH「ん?どうしたのAちゃん」


自分の上着を持って俯いている私に違和感を持ったのか話しかけてきた。




JH「どうしたの〜僕の上着持っちゃってぇ〜寂しいのぉ〜??」




ジョンハンは後ろからぎゅっと抱きついてきた





『ねぇ、やった?』


JH「へ?」



私が低い声でそういえば、まさか怒ってると思わなかったのか、ジョンハンはマヌケな声を出した

『あんた、不倫してるでしょー!!』


JH「ええええええ!何言って!」


『とぼけんじゃないわよー!結婚する時言ったよね!?浮気はぜっったいするなよって!やったら殺してやるからねって!!』


JH「そ、そこまで言ったかなぁぁ!?とにかくしてないよぉ!Aちゃん一筋だってばぁ!」




証拠が手元にあるだよおおお!!


ジョンハンのバカああああ!!





私の怒りによる一方的な攻撃が始まり、

ようやく私の怒りが収まると、2人で息を切らしながら話し合うことにし、私は上着の香水の匂いのことを言った






JH「もしかしたら、今日後輩に抱きつかれたからかも…」


抱きつかれたですって!?


『なんで抱きつかれてるのよ!』


JH「急にきたんだもん!すぐに離したよぉ!?僕はAちゃん以外ノーサンキューだからもん!Aちゃんもでしょ?」


そういうと、私に前から抱きつき、背中に腕を回してAちゃんも思いっきり抱きついてよと言われているかのようにぎゅっとされた。






よかった、不倫じゃなくて




もし、ジョンハンから愛されなくなったら、わたし……








私はジョンハンの背中に腕を回し、首に頭を埋めた



『…私もハニちゃん以外いらない…』


JH「甘い!甘いよ〜!!」


1人で興奮しているジョンハンのことは気にせず私はただただジョンハンを感じた







私は貴方を愛していると伝わるように…

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作者名:あめちゃん | 作成日時:2024年11月19日 0時

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