【センラ】浮気されました。【あほの坂田。】

第5話　心配性 ページ5

*


　「とりあえず今日は泊まってきぃ？家帰りづらいやろ？」







　「ごめんね、迷惑掛けちゃって…」






　「ええよ別に！でもその代わりっ！！」









　え、何……？









・







　「ご飯作ってーや！！俺自炊とかせからさぁ。確かめちゃくちゃAちゃん料理上手かったよな！？」









　確かに料理は大好きだ





　元々そこまで自炊をするタイプではなかったけれど、千羅と同棲を始めて喜んでもらうために料理を本格的にし始めた









・









　「じゃ、そろそろ俺帰るわ」






　「え、うらたさん帰んの！？泊まってってーや！」






　「だって泊まりなんて聞いてないから着替えとか持ってきてないもん」







　「俺の貸すー！」






　「とりあえず帰るわ、今日歌の録音しようと思ってたし」







　「うわーんうらたさんのばかー」









　さかたんの言葉に対して『はいはい、じゃあまたねー』とだけ残し、帰って行った









・









　「ごめんな、Aちゃん。俺と二人っきりやと心配やろ？大丈夫？」






　「ううん、大丈夫だよっ。さかたんとなら平気だしっ！」








　「ﾎﾞｿｯ)俺が平気やないんよなぁ…。俺夜襲ったりとかせぇへんよな……？」








　「…ん？なんか言った？」






　「なんでもない！！あ、お風呂さき入ってきてええで！」







　「……あぁ、ごめんありがとうっ」


*

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