不良系エイジアンガール【ヒロアカ】 (ページ26)

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血を吐きながら心底めんどくさい表情の私とドン引きの心操くん。

私達の目線は目の前の色々と気持ち悪い女子にある。

...何がどうしてこうなった。

「Aさんは私とくっつくんです中学の時は遠くから眺めてるだけで幸せでしたけどそんな不健康な男の子の一緒なんて許せないし許すわけもないじゃないですかAさんとは中学の時にはあんな優しいことをされて私の全部あげたのになんでそんなに嫌そうな顔するんですかなんでですかその不健康な男の子のせいですかならその人は死んじゃえばいいんですだって私とAさんは前世から結ばれてるんですからその中を引き裂く人は死んじゃうのが運命なんです私悪くないです浮気したAさんが悪いんです私頑張って告白したのになんで無下にしたんですか目の前にするのが怖くてお義兄様に頼んで言ったのが悪いんですかそしたら今言いますねあなたが好きですなのに一緒になってくれないなんて」

話は心操くんと帰宅している途中に敵に襲われたことから始まる。

いやまぁちょいと殴られたり刺されたりされてケガはしたけど私がボコったから心操くん無傷。

現在心操くんが雄英に連絡しようとしたところで知らない女の子が心操くんのこと刺そうとしてて私が頑張って身代わりになったとこ。

そして冒頭の告白のようなものになる。

...ひとつ言わせてくれ。

『誰おま』

「いやバカか！余計刺激させてどうすんだ！」

『すまん』

＿＿＿＿なんで覚えてないの私全部あげたよ毎晩優しく一緒に居てくれたよ女の子だけど関係ないって言ってくれたじゃんなんで覚えてないのひどいよもしかしてさっきの人達に殴られたから忘れちゃったのかイケナイ人達だね怪我させたらダメって言ったのに＿＿＿＿

「ほらァお前のせいでなんか怒ってる！」

『マジか、やべぇな』

「...俺の個性で何とかするからAは雄英行って助けてもらえ！あいつお前目的でさっきのヤツら操ってたって事だろ!?」

うーん、心操くんの思考回路がとてつもなくヒーロー。

まぁヒーロー科目指してるからしょうがないよね。

そんな心操くんに一言。

『ヒーローになりたいんなら個性むやみに使わない方がいいんじゃない？え、前科とか大丈夫？』

「俺のシリアスを返せ」

『わりぃ』