長男を嫉妬させたい【続編】【竈門炭治郎】【現パロ】

18.作戦変更 ページ18

胡｢そうですか。なかなか手強いですね、竈門くんは｣




先程のことを報告した。




『正直、炭治郎を嫉妬させるなんて方法あるのかすら怪しい気がしてきました』




胡｢多分ですけど、実感がないんだと思います。


実際に、Aさんと別の男の人が2人で会っていたらきっとモヤモヤするはずですよ｣




そうは言っても、適任なんていないし、私自身、本当は炭治郎以外の男の人と2人っきりなんて嫌だ…。




でも、やるしかないのかなぁ。




私としのぶさんがうーんと頭を悩ませていると




時｢じゃあ、僕が上手いことやってあげようか？｣




『え、無一郎くんが？』




胡｢…そうですね。時透くんは適任です。まぁ、煉獄さんや冨岡さんでもいいんですけど…｣




その人選はどんな基準で選ばれてるんだ…。




時｢あの人たちは駄目だよ。


冨岡先輩は口下手だし、煉獄先輩はすぐ顔に出る。


なら、やっぱり僕ですよね？胡蝶先輩｣




胡｢ですね。Aさん、時透くんに任せてみるのはどうでしょう？｣




『うーん、まぁ、無一郎くんがいいならいいけど…迷惑じゃない？』




そう問いかけると、ブンブン顔を横に振る。




時｢ぜんぜん。むしろ、上手くいく未来しか見えないな。…悔しいけど｣




『ごめん、最後の聞き取れなかった。なんて？』




時｢なんでもないでーす。じゃ、A先輩。詳細はまた連絡します｣




果たして、上手くいくのだろうか…。

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