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KZには、バレるな! ページ28

アーヤside

私服の警察官についていくと、stuff only と書いてあるドアの中に入っていった。

「行くよな?」

どうしよう・・・。

「あれ、君達どうしたの?」

ビックリして振り向くと、遊園地のスタッフさんが話しかけてきた。

「そこは立ち入り禁止だよ?」

う、わかってはいるんだけど・・・。

「ここに知り合いが入っていくのを見たんです。会わせてもらえませんか?」

若武がスタッフさんと交渉する。

「うーん。でも知り合いの人も仕事中でしょ?邪魔したらいけないだろうし。」

「どうしても会いたいんです!」

若武が強く言うとスタッフさんは腕を組む。

「ごめんね。それは無理だよ。」

スタッフさんも譲れないみたいで、会わせる気はないみたい。

「とにかく、KZにはバレるな!全て時間内に見つけろ!」

そんな声が聞こえたかと思うと、ドアが勢いよく開いて石原警部が出てくる。

「KZに、何がバレたらいけないのですか?」

素早く黒木君が石原警部の前に進みでる。

石原警部はとても慌てていた。

つまり、早く行きたいということだ。

「なんでもないよ。じゃあね。」

石原警部は私達を置いて行こうとしたけれど、みんなで立ちふさがる。

「事件が起きているという事は知っているんです。我らがKZが必ず解決して見せます!」

若武は必死に引き止めようとしたけれど、石原警部は喋ってくれなかった。

いつもならすぐにわかりやすく説明してくれるのに。

だから多分・・・

「脅されているんですね?犯人に。」

これしかないと思う。

石原警部は動揺を隠そうとしたけれど、私達にはバレバレだった。

「そこまでわかってるなら仕方ないだろうな。」

え?

私が驚いていると、ドアが開いて根山社長が顔を出した。

「早く入りなさい。」

社長の許しを貰い、私達は中に入った。

そこには大勢の大人が1つの部屋に集まっていた。

顔は真剣そのもの。

なんか迫力がある・・・。

「社長!?まさか・・・。」

「そうだ。協力してもらう。」

社員らしき人が社長を凝視している。

うん、誰かに脅されてることは間違いなさそう。

それで、KZになかなか言えなかったんだ。

でも、それならどうして警察がいるのかって疑問が残るけど・・・。

「まず、これを見て欲しい。」

差し出されたのは、1枚の紙だった。

犯人からの脅迫状!→←お化け屋敷からのー?



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ホワイトノート(プロフ) - みゆゆんさん» ありがとうございます! (2018年11月12日 17時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
みゆゆん - 更新頑張って下さい。 (2018年11月11日 10時) (レス) id: 523776e435 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - あおっちーさん» イメ画、お待たせしました! (2018年10月13日 21時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート - ありがとうございます! (2018年9月16日 8時) (レス) id: 879f49579e (このIDを非表示/違反報告)
Kokone♪ - ホワイトノートさん» 面白いですね!更新頑張ってください! (2018年9月13日 16時) (レス) id: 1acdcbf3ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトノート | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年7月6日 19時

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