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「淳太って・・・コワイ・・」
「なんでやねん。あ、じゃあさ、こうしよ！！！」
「？？」
「崇裕、事業起こしたらいいやん！それで返して。
ほら、小さいころ体操の先生になりたいって言ってたやろ？
近くに広い土地売りに出てたし、近所に子供達もいっぱいおるしさ。
なんかアクロバットとか教える教室？みたいなのしたら良いやん！！」
目をキラッキラ輝かせて言ってくる淳太。
俺は――――。
「・・なんで・・？？」
「えっ？嫌？？・・ごめん、泣かんといて。」
そう言ってそっとハグして頬になだめるようにキスする淳太。
それを見た家族の悲鳴が聞こえた気もするが気にしない。
「ちゃう・・なんで淳太が知ってんの？？」
「？？」
「俺、誰にも言わんかったけどこっそり貯金しててな。
淳太が言ったようなアクロバットやパルクールなんかを教える施設を作りたいなって思っててん。
けどな、普通に会社行って、仕事していくんやなってどこかで諦めてたのに・・・。」
一度緩んだ涙腺は早々とまらず・・・淳太の肩口を濡らしていく。
「俺らはさ。母親が違うし、血も半分しか繋がってないけど、
どこよりも家族の結びつきは強いと思ってる。
だから、崇裕が言ったことは覚えてるし、忘れへんで。」
そう言ってほほ笑む淳太に俺はギュッと抱き着いた。
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yueageha110(プロフ) - かおりさん» 読んで頂き有難うございます。コメントも嬉しいです。 ゆっくりとですがまた更新致しますので、今後ともごひいきに★ (2019年6月5日 22時) (
レス) id: 821e6db464 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 突然コメント失礼します。淳太くんが愛されまくってて、1作目から一気読みしました。めちゃくちゃ面白かったです！次回作も楽しみにしています♪ (2019年6月4日 23時) (レス) id: 1b7517f71e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード設定の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月25日 23時) (レス) id: 754d6c739e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬夜 | 作成日時：2019年5月25日 22時
