31：私の部屋 ページ31
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BK「Aッ…………………」
グイッ！
Aの腕を引きよせ、唇を近づけた瞬間………
Prrrrr……………!!!!
俺の身勝手な行動を止めるかのようになったスマホにハッとさせられる
Aに目をやるとタイミングがいいのか悪いのか、酒にやられて眠ってしまっていた
心のどこかでホッとしてしまった
さっきまではAを自分のものにしたい気持ちでいっぱいだったのに………
優柔不断な自分が嫌になる
Prrrrr……………!!!!
鳴り止まない着信にハッとさせられ、画面を見るとベクの表情がくもる
BK「………やっぱり、このまま隠し通すなんてできないか。」
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A「……………………ん？」
目が覚めるといつもと違う景色が広がっていた
ここは？
ギョロちゃん家じゃない…
昨日のお酒が残っていて働かない頭
だんだん意識がはっきりしてきて見覚えのある景色に血の気が引いていくのを感じた
A「…………わたしの部屋だ」
見覚えがあるなんてもんじゃない
高校を卒業するまで過ごした私の部屋
カチャ…
BK「………………A！起きたんだ！」
部屋の扉が開いて振り向くとベクがいた
A「ベク！なんで？どういうこと?! 汗」
私が問い詰めるとベクは気まずそうに目を背けて、もう一度私を見た
BK「…いきなり連れてきてごめんね？でもずっとこのことを隠しておくなんて無理だよ。」
A「でも…だからってこんな…汗」
BK「Aが酔っ払って寝ちゃった時にAのオンマから連絡がきたんだ。学校から事件のこと聞かされたみたいで…Aに連絡しても電話もでないしラインも見てもらえないって」
A「……………ッ」
BK「だからAのことを教えてほしいって。もし知らなかったら様子を見てきてほしいって…オンマに泣きながら頼まれた」
膝の上で握った拳にぎゅっと力が入る
心配させたくないからって遠ざけて逆にもっと心配かけて…
自分が恥ずかしい
BK「Aもわかってるよね？ずっとこのままじゃいけないってこと。」
A「うん…」
BK「じゃあオンマたちのとこいこっか？」
コクンと頷くとベクは手をひいてくれた
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GLORIA(プロフ) - 早く続きが読みたいですっ！！！！ (2022年7月6日 4時) (
レス) id: 92d983f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ベッキョンズルイな、仕方ないか…ぎょんちゃんは、少し心開き始めた！時間がかかるけど、ヒロインちゃんも、ぎょんちゃんに惹かれる＾＾ (2022年3月4日 9時) (レス) @page34 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
沙奈(プロフ) - 更新ありがとうございます😭通知見た瞬間嬉しくて即読ませてもらいました！！！また更新待ってます🙇♀️🙇♀️ (2022年2月7日 16時) (レス) @page34 id: b78089cf13 (このIDを非表示/違反報告)
ねこたん(プロフ) - 続き待ってます✨応援してます💪 (2022年1月13日 21時) (レス) @page31 id: d1f46be94a (このIDを非表示/違反報告)
沙奈(プロフ) - いっきみしてしまいました！更新楽しみに待ってます！！！ (2021年10月17日 23時) (レス) @page31 id: b78089cf13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん
| 作成日時：2017年3月19日 15時
