番外編「眠れない」 ページ41
これはまだ、私と治が付き合う前
私は自分の部屋で一向に眠気が来ないことに悩んでいた
元々そんなに寝る体質ではなかったのだが、それでも眠気は来ていた
だが最近は全くこない
とりあえず外に出るか？と思うがどうもめんどくさい
少し夜風に当たろうと、窓を開ける
すると、夏の終わりが近づいているのか、涼しい風が入ってきた
A『……はぁ』
思わずため息をつく
そして、一睡もせず朝を迎えた
IN探偵社
A『おはようございます』
一睡もしなかったせいか、少し体が重い
そしてやはり夜更かしというのは、1人で数時間もいるというのは色々考え込んでしまうもので、少し気が病んでいる
無理矢理にでも寝ればよかったと後悔しても、もう遅い
敦「おはようございますAさん！」
A「あぁ、敦君ですか、おはようございます」
国木田「おお、やっと来たかA、来て早々悪いが、お前に依頼だ」
A『指名……ですか？』
国木田「あぁ」
思っきし嫌だという雰囲気を出すが、国木田さんはそれに気づいているのか否か、私に資料を渡した
もうこうなったらするしかない
資料に目を通す
どうやら依頼人は女性みたいだ
内容は元カレからよりを戻そうと色々迫ってきて、遂には殺害予告まで出てきた、との事らしい
ようは、怖いから護衛をしろ、ということだ
全くもってめんどくさい
なぜこんなどうでもいい任務しなければならないのだ
敦「あ、あの……Aさん」
A『なんですか？』
敦「その……大丈夫、ですか？」
一体なんのことだろうか、と思い頸を傾げる
敦「その、さっきからとても機嫌が悪そうですけど……」
A『あー、すみません、特に何も無いので気にしなくていいですよ』
敦「え？あ、はい…」
敦君は曖昧な返事をする
それはそうだろう、明らかに機嫌が悪いのに
時計を見ると、もうそろそろ依頼人がくる時間だった
A『はあ……』
あぁ、めんどくさい
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿
「ど、どうも……依頼をさせて頂いたものなのですが」
A『あぁ、奏生(かない)さんですね、お待ちしておりました』
という言葉付きの営業スマイルで答える
依頼人の奏生さんを接待用のソファに促し、座ったのを確認すると、私は反対側に座る
A『それで、依頼の内容は、元カレから殺害予告があったので、匿って欲しい……ということでしたね？』
「はい……本当に、すみません」
A『構いませんよ』
番外編「眠れない」�□�←番外編「探偵社の皆が太宰さんの黒の時代のあの写真をみたら」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 326人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かき氷 - 話が深いっ！セリフも深いっ！もはやマリアナ海溝だっ！！←何言ってんだこいつ（（どうやって思いついたんだろう…もしかして…（ｒｙ (2022年11月4日 12時) (
レス) @page45 id: 3cc8562ddc (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 更新ありがとうございます。ゆっくり気が向いたとき、夢歩さんの作成楽しみに読ませていただきます (2020年4月4日 12時) (レス) id: 8d468bef63 (このIDを非表示/違反報告)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - 白雪さん» レスが遅くなってしまい申し訳ございません。ありがとうございます！頑張ります！ (2019年8月9日 18時) (レス) id: 197c215e5b (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 夢歩さんの書く夢小説大好きです!!!!応援してい!!!! (2019年2月7日 2時) (レス) id: acff4ac6b0 (このIDを非表示/違反報告)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - 五月雨花火さん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも頑張ります！ (2018年7月16日 14時) (レス) id: ef76fae79e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Liar/夢歩@12301 | 作成日時：2018年2月14日 0時
