別サイド・3 ページ26
「…」
「キャプテン、機嫌なおしてくださいよ」
コックお手製の秋刀魚の塩焼きを置きペンギンが呟く。
あの後センゴクのもとへ行っては、孫バカな祖父に甘やかされ、頭を撫でお話を楽しんできたロー。
そんな疲れ果てたまま船へ帰ろうとした彼は最後の最後になってめんどくさい男に会っていた。
「おやぁ?」
「あら、ローくんじゃない〜」
「青雉と黄猿…」
「今日もおじいちゃんに会ってきたの?親孝行ならぬ祖父孝行だねぇ〜、おじさんにもなんかお土産ちょうだいよ」
「祖父孝行なんてやってるのかい〜?面白いねぇ〜。あ、飴でもいるかい?」
海軍2.3位を争うマイペース2人に絡まれた。
終わった。と、思ってしまったのは悪くないだろう。
ローは死んだ目で頭を撫でたり飴をくれるおじさん2人にされるがままだった。
もう諦めとけ、幼少期から何かと海軍でお世話になってたらこうなるしかないよね。
「もう………何もしたくねぇ………」
そんなこんなでローは船へ帰ったはいいが灰になって燃えカスのようになっていた。
「キャプテーン!!」
そんな彼の元へ今日も愛くるしい見た目で常日頃から船長の枕にされるベポが走ってくる。
「キャプテン!電話!」
差し出された電伝虫は……バナナ?いや、パイナップルか…そんな奇異な見た目をしている。
「あ?誰だ?」
「それが名前は船長に教えるからとりあえず代われって…」
……怪しい電話だな。
まぁ、秘密主義の依頼人ならよくあることなので特に疑問にも思わず電伝虫を受け取った。
「もしもし、今代わった」
ーーーーーーーーーーーー
◆ちょっとした設定◆
トラファルガーロー
現在は海賊ではなく医療団の船長。
海軍、海賊その他もろもろ身分関係なく治療する結構有名な人。
見た目が不健康そうな悪人であるためか海賊に間違えられ襲われること多数、身に覚えのない噂多数……でいい加減キレたため、全世界に「無法者もいるがうちは医療団であって、怪我人病人のために航海してんだ。てめぇらにやる時間はねぇ!!俺の前に現れたければ怪我して来い!!」と啖呵切ってから有名になったという裏話がある。
ドフラミンゴの元で学んだ知識もあり戦闘もできるため襲われたら返り討ちにしていた。
ハートの海賊団の人達
襲われることが多すぎたため戦闘に慣れた。普通に強いとか意味のわからない一般人。
グランドライン後半にも医療は必要でしょ!!と、行く前に海軍で訓練する医療バカしかいない医療団。
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Aceyu(プロフ) - かちかち太郎丸さん» 繰り返すほど読んでいただけるなんて感激です!夢主くんがどのようなエンドを向かえるか、どうぞ続編もお付き合いいただけたら嬉しいです😊😊 (12月31日 21時) (レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - ばってんさん» にやけて下さってありがとうございます!もっとにやけて頂けるよう頑張ってみます笑 (12月31日 21時) (レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - チャパさん» コメントありがとうございます!いつも時間が空いて申し訳ない…それでも読んでくださって嬉しいです。頑張って続編書かせていただきます! (12月31日 21時) (レス) @page40 id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
かちかち太郎丸 - 更新ありがとうございます!!!ずっと前に見つけては繰り返し読みに来てしまってます!設定も書き方も全部大好きです!!!!! (12月3日 15時) (レス) @page37 id: b4989b061f (このIDを非表示/違反報告)
ばってん(プロフ) - 一気読みしてしまった…続きが欲しいです…🥲🥲 (2023年2月5日 23時) (レス) @page32 id: 33b58415e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Aceyu | 作成日時:2021年5月18日 12時