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─────ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
「ん？」
集中を解き、電伝虫を懐から出す。
その電伝虫は私事用(仕事用ではなく知り合い用)のものだった。
電話番号を教えている者など限られているため、警戒することなく取る。
ガチゃt《主いいいぃぃ！！！！！！！》
ｷｰﾝ!!
「っるさい！」
あまりのうるささに電伝虫を落としそうになる。
《ご、ごめん主！でも！それどころじゃ！ない！》
声からして電話の向こうはガルダだ。
普段の堅苦しい鷹姿の喋り方ではなく、擬人化した時の砕けた喋り方。
あまりの慌てように何かあったのではと心配になり聞き出してみる。
「落ち着けガルダ。まず1から説明しろ」
《落ち着いていられるか！いや、でもとにかく！主も落ち着いて聞いてくれ！
グランドラインの前半にあったはずのヤミヤミの実が
後半のこの海にあるって情報が入ったんだ！》
…ドクリ。心臓が跳ねる。
瞬間頭は高速に回転する。
ヤミヤミの実がこの海に？
いや、そもそも前半にあったと確かな情報をドフラミンゴが入手していたはずだ。
実物確認も済ませて後は交渉だけだと数日前に聞いた。
ならそれが嘘？それも違う。
ドフラミンゴも、交渉に行ったヴェルゴもテゾーロもそんな嘘はつかない。
なら何故。
なぜ、ここまで来ている。
この距離を数日で移動できる手段は？
どうやって？誰が？なんのために？
どうやったら、
誰だったら、
どうしたら、
可能だ…………？
「……………………
……お前か、
『悪魔』」
─正解だよ、ギルダーツ
◆◆◆
あとがき:
わぁ、前の更新から3ヶ月もたってる？ひぇぇ…これは忘れられてる可能性が高い。
ので、お久しぶりです？久しぶりの投稿です〜。
こんな話も長く、更新も遅い作品を読んでくださりありがとうございます。
これからもこんな感じでノロノロと頑張っていきたいです。
お話がだんだんと『頂上戦争』に近づいています！お楽しみに！
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Aceyu(プロフ) - かちかち太郎丸さん» 繰り返すほど読んでいただけるなんて感激です！夢主くんがどのようなエンドを向かえるか、どうぞ続編もお付き合いいただけたら嬉しいです😊😊 (12月31日 21時) (
レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - ばってんさん» にやけて下さってありがとうございます！もっとにやけて頂けるよう頑張ってみます笑 (12月31日 21時) (レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - チャパさん» コメントありがとうございます！いつも時間が空いて申し訳ない…それでも読んでくださって嬉しいです。頑張って続編書かせていただきます！ (12月31日 21時) (レス) @page40 id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
かちかち太郎丸 - 更新ありがとうございます！！！ずっと前に見つけては繰り返し読みに来てしまってます！設定も書き方も全部大好きです！！！！！ (12月3日 15時) (レス) @page37 id: b4989b061f (このIDを非表示/違反報告)
ばってん(プロフ) - 一気読みしてしまった…続きが欲しいです…🥲🥲 (2023年2月5日 23時) (レス) @page32 id: 33b58415e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aceyu | 作成日時：2021年5月18日 12時
