プラトニック 4 ページ8
首の違和感で目が覚めた。
うっすら目を開ければ目の前には白い肌に少し浮き出る鎖骨。
緩いTシャツの口からすこしだけはだけた薄い胸板が視界に入る。
あれ...？
夕べ私が隣人を抱いて寝たのに、逆になってる？
隣人はまだ瞼を閉じていて、すぅすぅと小さく寝息をたてている。
私の体に巻き付く隣人の細長い手を見てじわじわと実感する今の状況。
...起きたら、何て言えばいいんだろう...
少しだけ酔いに任せて一人で寝たくないだなんて、周りが明るくなって冷静になったらとんでもない事を言ったものだ。
でも、正直後悔はしてなくて...今日が休みでこうしてだれかと休みの日の朝を迎えることがすごくうれしい。
隣人は今日仕事じゃないのかな？
起きなくていいのかな？
そんな心配をしていた。
出来れば隣人も仕事じゃなきゃいい。
時間は何時かわからないけど、もうひと眠りしたいな。
隣人の背中にまわした手に少し力を入れて自分の頬を隣人に引き寄せて、目を閉じた。
『ん...』
頭上から降りてくる隣人の声。
目が合ったら恥ずかしいし、直視できないし...
おまけに絶対むくんでるし...
寝たフリをすることにした。
すると隣人の手は腕から落ちかける私の頭をぐっと引き寄せて、私の頭を抱え込むようにして抱いて、頭のてっぺんに隣人の顎が少しのるような感じで落ち着いた。
『寝てる？』
ぼそっと隣人が私に話しかけてくる。
「...」
起きてるけど、起きてるってバレたくない。
もういっかい眠りたいだなんて思ってたくせにドキドキして目が覚めていく。
あぁ、悪循環...。
『起きてるくせに...ふふ』
なぜか気づいていた隣人。
「あ...」
『そんなに体くっつけたらダメだよ(笑)』
「だって////」
そういわれて恥ずかしくなって体を離そうとするけど、隣人の力で離れない。
『どうしたのぉ？』
「ちょ...！ヒョンウォンさんがそうしてるから...はっ...離れられないでしょ？」
『そうって？』
とぼけたようにして言う隣人は意地悪だ。
私が困るとわかって言っている。
「その...ぎゅってしてるから...////」
『だって寝る前にリクエストされたんだもーん』
「そうです...けど////」
夕べの出来事を思い出すと恥ずかしい。
『俺たちアレだね！ソフレってやつ？』
「ソフレ？？」
セ フレならわかるけど...
『添い寝フレンドってやつ(笑)』
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このみ - すごく面白かったです！最近モンエクペンになったのですが、もっと好きになりました！更新お疲れさまでした！これからも頑張ってください！！ (2017年11月12日 11時) (
レス) id: 0ab0aad734 (このIDを非表示/違反報告)
おん - 感動をありがとうございましたすっごく面白かったです (2017年9月25日 9時) (レス) id: 7121d0579b (このIDを非表示/違反報告)
まなな - すごく良かったです(泣)すこし自分と重なる部分あったので、共感しぱなしです！！また、違う作品楽しみにしてます(σ≧▽≦)σ (2017年9月23日 11時) (レス) id: 000918fc8e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - あおんさん» こんばんは！モンエク好きになりはじめたばかりだなんて！嬉しいです！モンエク是非もっと好きになってください（ ; ; ）私なんか好きになりすぎて妄想ヲタクになっちゃいましたから！（笑） (2017年9月23日 0時) (レス) id: 8f19cb71fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - めばえさん» こんばんは！嬉しいコメントありがとうございます！blue moon自体お店の名前が思いつかなくてもねくの曲から選んだんですが、結果マッチしていてよかったです☆あと、お褒めの言葉勿体無いことばかりで（ ; ; ）ありがとうございます！ (2017年9月23日 0時) (レス) id: 8f19cb71fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな
| 作成日時：2017年7月1日 0時
