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復縁・ ページ11

翌日、少し寝坊をしてしまったので急ぎ足で学校へ向かう。




すると、伊織ちゃんが緊迫した表情で私を待っていた。




『伊織ちゃん、おはよ。どうしたの?』




「いやぁ、今日学校来たらさ。なんかめっちゃAちゃんの下駄箱うろついてた男居たんだけど…?逆に聞きたい!」




『下駄箱うろついてたの…それって、メガネ掛けたボサボサ頭だったりする?』




…正直、私には思い当たる節があった。




それは、昨日のメールの張本人________二年生の時同じクラスだった、




“木下くん”だ。




「そうそう、メガネかけてた!ボサボサの!そいつがどうかしたの?」




やっぱり…でも、伊織ちゃんには言わない方がいいかな。




『ううん、何でもないよ』




自分で聞いておいて何だ、と一人でツッコミを入れる。




私はすぅっと伊織ちゃんの席を離れた。





______





“木下くん”




それは、二年生の夏休み明けの頃。




今まで全く話したことが無かったのに、いきなり校舎裏に呼び出されて告白された。




“見たときからずっと好きでした。毎日、朝だって夜だって君ばかり考えて生きていました”




少し戸惑ったけど、木下くんの一途な思いを断りきれず____________私達は付き合った。




だけど、外見や欲望だけで全てを決めつけるような人で。




何度も無理に手を繋いだり、夜遅くまで彼の用事に付き合ったり、いやな事をされそうになって恐怖だって覚えた。




結局関係は長くは続かず一か月余りで別れた。




幸い伊織ちゃんやみんなにもバレておらず、今だってイザナくんと平和に過ごせてるけど…




なぜ、急に私の事を気にし始めたのだろうか。昨日のメールだって、今朝の下駄箱だって…




とにかく、不安は晴れなかった。











「A、暗い顔してどうしたんだよ?」




『イザナくん…』




「今日、またどっか連れてってやるよ。気持ちだって晴れるだろ」




『うん…じゃあ、今日はホットケーキが食べたいな!』




「分かった」




彼は優しく微笑む。




駄目だ、やっぱり私にはこの人しかいない。

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ゆあめ(プロフ) - 昼夜逆転マンさん» ありがとうございます!楽しみにして下さるなんて嬉しいです(*‘ω‘ *)他のお話も時間があるときに更新していこうと思ってますので、是非よろしくお願いします!続編も近々上げる予定ですので、これからも頑張って続けます…! (2022年9月3日 22時) (レス) id: ab55678354 (このIDを非表示/違反報告)
昼夜逆転マン - すいません。見るの遅くなりました!凄く良かったです!ずっと続きを楽しみにしていたので見れてうれしいです!本当に大好きです!ほかのお話も見させていただきます!これからも頑張ってください! (2022年9月3日 14時) (レス) @page48 id: b028cbeeeb (このIDを非表示/違反報告)
ゆあめ(プロフ) - 昼夜逆転マン3さん» コメントありがとうございます!好きーーーーーーのお言葉嬉しいです(*ノωノ)あともう少しで続編作りますのでお楽しみに!頑張ります…! (2022年8月27日 11時) (レス) @page46 id: ab55678354 (このIDを非表示/違反報告)
昼夜逆転マン3 - ちょっと、急ぎの用事があって時間がないので、感想を短くまとめます。 すきーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! これからも頑張ってください! (2022年8月26日 23時) (レス) @page46 id: c03225e7d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあめ(プロフ) - 昼夜逆転マン3さん» コメントありがとうございます!確かに依存してますね…。実はもうオチは決めているのですが、パート3を作らなければ完結できそうにありません(^-^;更新頑張ります! (2022年8月21日 14時) (レス) @page44 id: ab55678354 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあめ | 作成日時:2022年4月27日 21時

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