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6年目〜人間なんだ〜 ページ13

---6年目---





「………もう、鶴さんまた入院したの?」
「あっはっは!いやー、驚きだろう?」


ここは病院のベッドの上。

俺は、『また』体を壊した。
毎日毎日ぽえむを書き続け、いつの間にか2000を超えた。


そのせいか、疲労でぶっ倒れてそのまま運ばれたり、運が悪い時には倒れた先にさらに何かがあったりして………







「折れたことのない骨なんかないんじゃないか?」
「そんな!縁起でもない………いや、そうかもしれない←」




ワイワイと話していると、








______コンコン






「鶴丸さん、失礼します」
ドアが開いた。








「よっ、沙織さん」
そこには、ナース姿の沙織さん。
沙織さんはここの病院で働いており、ここ一年ほどお世話になっている。



「それにしても………鶴丸さん大丈夫ですか?あまりにも入院しすぎって、病院の中でも有名ですよ?」
「おっと、そりゃぁ驚きだぜ!だが大丈夫だ!!」

そう言って、力こぶをつくってみせる。そうすると、沙織さんも光忠も笑った。









………………‥‥…………………………………………………………………………………


「………でも、怪我したところ以外は本当に大丈夫みたいですね。じゃあ、お大事に〜」
軽く検査を終えて、沙織さんは戻っていった。









「………鶴さん」

「ん?なんだ、光忠?」
見ると、光忠が真剣な表情で俺を見ていた。







「鶴さん、今は僕たちは『刀剣』じゃない。『人間』なんだ。しかも、鶴さんは人間で言うともう………31歳になる。人間の時間は早い。
ここ一年間ずっと怪我や病気しているけど、



『もしも』のことがあったら刀の頃のようにはならないんだ」

「………………」

いつになく真剣な顔で、そう言う。






「もし鶴さんに何かあったら………」
「分かっているさ」




この体が、(あの頃)のようではないことなんて。









でも、





「だからこそ、俺はこの『人生』を驚きで満たして楽しみたいのさ!!」

「………!!」




そう言って、俺は笑う。








「………鶴さんらしいね」
光忠も、いつもの優しい笑みに戻っていた。









「でも、あまり無茶はしないこと!まずはしっかり体を治すように!!」
「ははは、分かっているさ」

いつも通りの日常に、少しずつ戻っていく。









(こんな日々がずっと続けばいいんだがな)





そう、心の底から思った。

?年目〜May it be said that love is blind?〜→←5年目〜プロポエマーになりました………が〜


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燭「赤いリップだよ。格好良く決めたいよね!」


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笑羽 - 梅歌さん» コメントありがとうございます!!ログインできました(*^_^*)更新頑張りますよ〜 (2020年5月8日 15時) (レス) id: 0e96abb413 (このIDを非表示/違反報告)
梅歌(プロフ) - こんにちはっ!これはあの曲ですな(名前出さないけど)!ログインできました?更新頑張ってください( ˙-˙ )! (2020年5月8日 13時) (レス) id: 5c54cadbe6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笑羽 | 作成日時:2020年2月16日 18時

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