JUMPな日常４ (ページ12)

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Noside

ターゲットと岡本の攻防は続いている。
しかし、この状況はターゲットにとっては不利なだけだ。
ターゲットは遂に4人から離れようと、行動に出た。

タ「お前たちの相手をするだけ無駄だ！
さっさと発たせてもらう!!」

ターゲットがそう叫んでプライベートジェットに向かおうとしたそのとき。

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

タ「なっ…!?」

プライベートジェットは動き出した。

タ「おい、どうなってる!?」

そう無線に怒鳴るターゲット。
ターゲットの相手はプライベートジェットの中にいるはずだ。
しかし、応答はない。

タ「なぜ……」

有「あまりなめるなよ。
俺たちはESCのトップグループなんだから…」

タ「……!!」

そして…

パンッ

タ「ゔっ……」

ターゲットの腹を撃ち抜いた銃。
ターゲットは地面に倒れ込んだ。

タ「く、そ……」

そのまま意識を失ったターゲット。
そこに八乙女ら4人が近づいて意識がないことを確認した。

八『捕獲完了。このまま本部部隊に引き渡すよ』

薮『了解。お疲れ様。4人はそのまま基地に戻っていいよ』

八『りょーかい』

ターゲットを捕まえた4人は、本部に引き渡して車に向かう。

薮『No.8.9は取引相手を本部に引き渡して』

知『もう終わってる。僕らも合流するよ』

薮『了解』

中島、知念はターゲットの取引相手に接触を図っていたようだった。
こちらもうまく確保し、引き渡して車に向かった。

伊『こっちはこのまま予定通り空港に向かう。
中の鎮圧も終わってるし、着いたらすぐ引き渡すよ』

こちら2人はどこにいたのか。

薮『頼んだ。みんなお疲れ様。基地で合流しよう』

全『『『『『了解』』』』』

2人の仕事は、少し前に遡る…。