25.お嬢様、押し倒される ページ31
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「ふぁ〜〜…」
毎度の事ながら、授業を受ける気にならない。今日も一、二時間適当に出て、そのまま保健室へ。
「バレるまで寝てよう…」
保健室の一番奥のベッドに潜り込む。ああふかふか、幸せ…と思っていると、ガラガラとドアが開いて誰かが入って来た。え、もうバレた！？
「替えのワイシャツ借りて来ますね」
「うん、お願い」
…この声、福田くん？あと一人いるけど誰だろう？またドアの開く音がして、多分もう一人の方が出て行った。
そっとカーテンを開けて覗くと、筋肉質な背中が見えた。
その背中には大きな虎の……刺青。思わず声が漏れて、福田くんがこっちを見る。ばっちりと目が合った。
「ちょ、福田く、」
福田くんは目が合うなり、こっちへ向かって来た。腕を掴まれそのままベッドに押し倒される。…いや、冷静に考えてやばい！上半身裸！しかもめちゃくちゃ筋肉質…！！
佑「…バレちゃった」
今までに見た事がない男らしい表情に、低い声。…か、かっこいい……いや今はドキドキしてる場合じゃない！
「ふ、福田くん…」
佑「…僕もAちゃんと同じだよ。僕は東堂一家の時期跡取り」
東堂一家…。この前総会でも挨拶した方だ。つまり、こっち側の人間。だから吉野くん、福田くんの事知ってたんだ。
けど、なんで？なんで私達が素性を明かした時福田くんは何も言わなかったんだろう？
拓「…うちのお嬢様に手出さないでもらえますか？」
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ひろ(プロフ) - 初めて書かせていただきます！すごく面白いです！みんながワイルドな感じでドキドキですね(///ω///)続き楽しみにしてます!! (2017年5月16日 2時) (
レス) id: ce336a9dfc (このIDを非表示/違反報告)
エム - なな.さんの作品めっちゃ好きです！更新待ってまーす！ (2017年5月10日 0時) (レス) id: be027d3da3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な な . | 作成日時：2017年5月7日 12時
